2015年7月 1US$≒124円
はじめに
"ラスベガスといえば カジノ"
そんな風に思っている方も多いと思います。僕たちも 実際に訪れてみるまでは ずっとカジノの街だと思っていました。
空港に到着すると 到着フロアにすでにスロットがあちこちに。このことからも カジノ推しなのはひしひしと伝わってきます。
しかし そんなラスベガスは カジノだけではなかったのです。
バックパッカーにも嬉しい無料のショーが行われていたり 激安でショッピングができたり 好きなものを好きなだけ食べられる食べ放題があったり...カジノ以外の楽しみもある ラスベガス。今回は ラスベガスでのカジノ以外の楽しみ方をまとめてみました。
有名ホテルの無料ショー
ラスベガスのホテルは それぞれがテーマを掲げており 外観に力を入れていたり 無料のショーが行われていたりします。
このため 歩いているだけでも とても楽しめる空間が待っています。
Mirage Hotel「The Volcano」(ホテル ミラージュ「ボルケーノ」)
こちらは ホテル ミラージュで行われている 炎のショーです。火山噴火をモチーフにしており 南国っぽい打楽器の音楽に合わせて いろんな場所から炎が吹き出てきます。
近くで見ていたのですが 顔が暑くなるぐらいの火力があり 驚きました。
なお 綺麗な写真を撮りたいという方は 空が真っ暗になってしまう前に撮影するのがおすすめ。このため 僕たちの滞在時とはショーの時間が変更になってしまいましたが 現在の開催時間の中では 20:00のショーがちょうど良いのかな?(時期にもよるかとは思いますが...)と思います。
深い青になっていく空と 真っ赤な炎のコントラストがとても綺麗に撮影できますよ。
Mirage Hotel「The Volcano」
住所: 3400 Las Vegas Blvd S, Mirage Hotel & Casino, Las Vegas
開催時間: 金-土 20:00 21:00 22:00/日-木 20:00 21:00
地図マーカー: A
Bellagio Hotel「Fountain Show at Bellagio」(ホテル ベラージオ「噴水ショー」)
こちらは ホテル ベラージオで行われている 噴水ショー。"ラスベガスの無料ショーの代名詞"とも言えるほど 有名なショーです。
音楽に合わせ 噴水の動きが見事に調和して とても素晴らしかったです(表現力に乏しくてすみません(笑))。世界で1番美しい噴水ショーだと感じました。
なお 開催時間ごとに音楽と噴水の動きが変わるため(どうやら バリエーションは30曲以上あるとか!?) 何度でも楽しめるショーかと思います。
Bellagio Hotel「Fountain Show at Bellagio」
住所: 3600 Las Vegas Blvd S, Bellagio Hotel Resort, Las Vegas
開催時間:
月-金 15:00-19:00 30分毎/19:00-23:45 15分毎/最終 23:55
土 祝 12:00-19:00 30分毎/19:00-23:45 15分毎/最終 23:55
日 11:00-14:30 15分毎/14:30-19:00 30分毎/19:00-23:45 15分毎/最終 23:55
地図マーカー: B
Fremont Street「Fremont Street Experience」(フリーモントストリート「ストリートエクスペリエンス」)
ラスベガスのダウンタウンに位置する フリーモントストリート。こちらでは 音楽に合わせて アーケードの天井全体を使って映像が映し出される ダイナミックさがウリです。
こちらも 開催時間ごとに音楽と映像が変わるため 何度でも楽しめるショーかと思います。ショーを観て 1時間くらいカジノで遊んで またショーを観て...そんな楽しみ方ができるのも カジノが立ち並ぶフリーモントストリートならではの楽しみ方ではないでしょうか。
僕たちは フリーモントストリート沿いに宿泊していたため 毎晩こちらのショーを観ることができました。
その時の宿の様子はこちら↓
Fremont Street「Fremont Street Experience」
住所: 425 Fremont Street, Las Vegas
開催時間: 20:00-24:00 1時間毎
地図マーカー: C
上記の他にも 無料のショーとしては 空中ブランコなどのサーカスを観たり(Circus Circus(サーカス サーカス)にて) ショッピングモールに降る擬似雷雨体験をしたり(Planet Hollywood(プラネット ハリウッド)にて) することもできます。
いずれの場合も ショーの開催時間は決まっているため 事前に時間を確認の上 出かけられると良いかと思います。
なお 開催時間直前になるとより良い場所を確保しようと 観光客でごった返します。このため 早めに現地に向かわれ 場所を確保されることをおすすめします。
フォトジェニックなホテル巡り
ラスベガスのホテルは 各ホテルがテーマを掲げているとお伝えしました。そこで ここからは 外観に力を入れているホテルをご紹介します。
治安もとても良い街 ラスベガス。
フォトジェニックな場所がたくさんなので 気になる場所で写真を撮りながら ラスベガスの街をのんびりお散歩しちゃいましょう。
Paris Las Vegas(パリス ラスベガス)
こちらは エッフェル塔や凱旋門があり パリの街並みを再現したホテルです。
ホテルの外見で ここまで力入れますか!?
作り込み感が 夢の国のようでした。
なお こちらのエッフェル塔や凱旋門は 写真を撮るスポットとしてはもちろん 別の楽しみ方もできます。というのも エッフェル塔の中には展望台があり ラスベガスの中心地から数km離れた場所までを見渡すことができるのです。
しかも ホテル ベラージオの目の前に位置するため 前述した噴水ショーも上から観ることができるというおまけ付き。
とは言っても 展望台へのエレベーター料金は22US$...僕たちは もちろん論外でした(汗)。
Paris Las Vegas(パリス ラスベガス)
住所: 3655 Las Vegas Blvd S, Las Vegas
空室確認:
Booking.comでの空室確認はこちら
Agodaでの空室確認はこちら
地図マーカー: D
Excalibur Hotel & Casino(エクスカリバー ホテル&カジノ)
お城をモチーフにした こちらのホテル。
どこかのテーマパーク的な お城のような外観。
こちらのホテルは 1989年に始まったホテルとカジノの巨大化の波に乗り 1990年に開業した ラスベガスの巨大ホテルの中でも古株的な存在。オープン当時は"ラスベガスの顔"として 数々のパンフレットや旅行雑誌で取り扱われていたそう。
今となっては 周囲のホテルのインパクトが強いので かなり控えめな存在感ではありますが...アクセスも良い場所にあるため 歴史のあるこちらのホテルも記念に残して帰ってはいかがでしょうか。
また ストリップ地区の中ではリーズナブルな価格設定なので 宿泊するとすれば検討しやすいホテルかもしれません。
Excalibur Hotel & Casino
住所: 3850 Las Vegas Blvd S, Las Vegas
空室確認:
Booking.comでの空室確認はこちら
Agodaでの空室確認はこちら
地図マーカー: E
New York New York(ニューヨーク ニューヨーク)
自由の女神や エンパイアステートビルなどがあり ニューヨークの街並みを再現した こちらのホテル。
特徴としては ホテル内をジェットコースターが走ります。
こうなれば なんでも来いですね(笑)。
自由の女神の背後には ジェットコースターが。
そんなこちらのジェットコースター。設計をしたのは 東京浅草にある"花やしき"で設計を担当した会社と同じとのこと。
どうして 日本の会社が設計をすることになったかというと ①ホテル棟のすぐそばをジェットコースターが走るため 宿泊者への騒音対策 ②カジノ会場へジェットコースターの走行による振動が伝わってしまった場合 ルーレットなどの結果が変わってくる可能性があるため。
こんなところにも ジャパニーズクオリティーが光っているとは驚きです。どおりで なんとなく親近感を感じるわけですね。
きっと 花やしきにも負けないスリルを味わうことができることでしょう(えっ(笑)?)。
New York New York
住所: 3790 Las Vegas Blvd. S, Las Vegas
空室確認:
Booking.comでの空室確認はこちら
Agodaでの空室確認はこちら
地図マーカー: F
その他にも イタリアのベネチアをモチーフにしたホテル(The Venetian(ヴェネチアン))や 古代エジプトをモチーフとしたホテル(Luxor(ルクソール))などもあります。
各ホテル間の移動距離は 500m-1km程ありますが ネオンに輝く街並みを眺めながら歩いているうちに いつの間にか隣のホテルへ移動してしまっている...そんな感じでした。
リーズナブルでおいしいバフェ
世界中から観光客が訪れるラスベガスは "食"にも力を入れています。その中でも 特に楽しめるのが 各ホテルが腕を振るっている"buffet(バフェ)"です。
ブッフェとは 食べ放題のこと。
外食をすると どうしても食費が高くついてしまうアメリカ。そんな中 ラスベガスのブッフェは料金も比較的リーズナブル(30-35US$程度/1人)で 選べるお料理も和食 中華 フレンチ お寿司など お店によってさまざま。
アメリカでは自炊メインだった僕たちも 想像よりもリーズナブルな料金(料金は下記参照)に "せっかくならば"とバフェ体験をしてみることにしました。
Spice Market Buffet(スパイス マーケット バフェ)
そして 数あるバフェの中で 僕たちがおじゃましたのがこちら。Planet Hollywood(プラネット ハリウッド)内にある "スパイス マーケット バフェ"です。
画像出典: Spice Market Buffet - Planet Hollywood Las Vegas
メニューには アジア イタリアン アメリカンなどの各国料理は一通り食べることができ ローストビーフやカニ 茹でエビなど 高級食材もたくさん。各国料理毎にセクション分けがされているため 好みのメニューを選びやすいのも嬉しい。
加えて こちらのバフェはデザートの種類も多いことで有名。最後の最後までしっかり楽しむことができます。
そんなわけで 気になるメニュー(高級食材多め(笑))を盛り盛りにしてみました。
ローストビーフにカニ 海老マヨなどなど...
自炊メインで どうしても決まったメニューとなってしまいがちな僕たちにとっては とてもありがたい 豊富なラインナップ。
そして 欲張ってついつい食べ過ぎてしまい 動けなくなってしまうという...食べ放題あるあるですよね(笑)。
なお 飲み物はウエイターがサーブしてくれるため 取りに行く必要はありません。しかし アルコールは別料金となるため お酒好きな方は飲み過ぎにご注意を。
Spice Market Buffet
住所: 3667 S Las Vegas Blvd, Las Vegas
営業時間: 7:00-23:00
料金:
ブレックファースト(月-金 7:00-11:00/土-日 7:00-10:00) 19.99US$
ランチタイム(月-金 11:00-15:00) 21.99US$
ブランチタイム(土-日 10:00-15:00) 27.99US$
ディナータイム(15:00-23:00) 30.99US$
HP: Spice Market Buffet
地図マーカー: G
ショッピングモールで買い物三昧
ラスベガス周辺には 大規模なショッピングモールやアウトレットが6カ所以上あります。こちらも さすが世界的な観光地と言えます。
それぞれ 取り扱っているブランドも異なり リーズナブルな場所から ちょっと手が届かないなぁ...という ハイブランドばかりの場所までさまざま。
このため 場所によって どんな旅のスタイルの方でも楽しめるかと思います。
Las Vegas North Premium Outlets(ラスベガス ノース プレミアム アウトレット)
そんな中 僕たちが訪れたのは 日本でもおなじみの"プレミアムアウトレット"です。アメリカの有名ブランドは一通り入っている こちら。
画像出典: Las Vegas North Premium Outlets - MasterCard Offers Guide
こちらのショッピングモールへは バスを使えば アクセスも簡単。広大な敷地内に大型のショッピングモールがあり 数え切れないくらいの店舗が立ち並びます。店舗1つ1つもとても広いため 見応え十分です。
僕たちは 大好きなJ.CREW目当てに こちらを訪れました(店舗一覧はこちら: List Of Stores Located At Las Vegas North Premium Outlets®)。
こちらのショッピングモールのポイントは ズバリ"価格設定!"。
"アウトレット価格"のため お財布にも優しく バックパッカーでも気兼ねなく買い物をすることができます。
なお ベーシックなアイテムも多いため 次の場所に行く前の準備にもちょうど良い ショッピングスポットでした。
Las Vegas North Premium Outlets
住所: 875 South Grand Central Parkway, Las Vegas
営業時間: 月-土 9:00-21:00/日 9:00-20:00
HP: Las Vegas North Premium Outlets
地図マーカー: H
関連地図はこちら↓
最後に
今回は ラスベガスでのカジノ以外の楽しみ方のご紹介でした。
当初は バックパッカー泣かせの街だろうと思っていた ラスベガス。しかし 実際は カジノは少額から楽しむことができ 無料で素敵なショーをたくさん観ることができます。
また 中南米の旅が終わり クタクタになった服しか持っていたかった 僕たち。このため 今後のアメリカやヨーロッパでの旅に向けて リーズナブルに服を購入できたのは とても助かったなぁという思い出があります。
やはり 観光大国アメリカ。
エコノミーな旅のスタイルでも 十分に楽しめる懐の広さを感じたのでした。
それでは 本日もお付き合いいただき ありがとうございました。