【タイ】ノスタルジックな町 チェンカーン おすすめ観光スポット5選

 

2016年3月 1THB≒3.2円

こんにちは えだ旅(@edatabi_jp)です。

 

 

タイで観光といえば バンコクやチェンマイなどの都市でのショッピングや寺院巡り パーイをバイクで散策してみたり 離島をアイランドホッピングしてみたり 近隣の国にお出かけしてみたり...という過ごし方をされる方が多いかと思います。

 

そんな中 タイの東北部 北イーサーン地方で ノスタルジックな町並みと 外国人観光客に擦れていない 素朴な人たちの温かさに触れて 大好きになった町があります。最近では タイのドラマや映画の舞台となったことから タイ人に大人気となった町です。しかし まだまだ日本人にはマイナーな町 チェンカーン。ご存知ない方も多いと思います。

 

そんな今回は 初めて訪れるのに なぜか既視感を覚える町。そんな魅力あるチェンカーンの観光スポットと 行き方について まとめてみました。また チェンカーン滞在中の様子もご紹介します。穏やかな時間が流れるチェンカーンは タイ人にも大人気になる町だと実感しました。
(下部にMAPあり↓)

 

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チェンカーンとは

ノスタルジックなチェンカーンの町並み

ルーイ市街から北へ約48km タイの北イーサーンにある メコン川沿いの小さな町チェンカーン。こちらは"第二のパーイ"とも呼ばれており ドラマなどのロケ地にも使われているため タイの若者の間では"ぜひ訪れたい町"として人気。しかし 外国人観光客にはまだまだ知られていない場所です。

 

そんなチェンカーンの町は メコン川沿いに広がり 昭和レトロな雰囲気を醸し出し なんともノスタルジック。

 

日が暮れ始めると また日中とは一味違い にぎやかで それでいて温かいオレンジ色の灯りが木造の家々を照らす とても素敵な雰囲気を味わうことができます。

のんびりお昼寝中...

ウォーキングストリートにある カフェの前を通りかかると ネコが気持ちよさそうにお昼寝中...チェンカーンでは こんな風なかわいいネコもよく見かけます。

 

チェンカーン おすすめ観光スポット 5選

今回ご紹介する観光スポットは5つです。

 

チェンカーン 観光スポット5選
  1. ウォーキングストリート
  2. ケンクックー(Kaeng Khud Khu)
  3. ウサギ寺 ワットプラプッタバート(Wat Phu Pha Bath:水牛寺)
  4. プートーク山(Phu Thok)からの雲海
  5. 托鉢

 

夕方から夜のライトアップが綺麗な歩いて回れるウォーキングストリートや バイクを借りて行くケンクックーやウサギ寺と。色々な観光スポットがあり 楽しめる町です。

 

それでは 1つづつご紹介していきます。

 

1. ウォーキングストリート

チェンカーンのハイライトとも言えるのは 夜の町歩き。

 

日が暮れ始めると メコン川に平行するメインストリート"ウォーキングストリート"が賑わいをみせはじめます。伝統的なタイ式家屋を利用した カフェやレストラン 雑貨屋さんなどが開店し 屋台も立ち並んで 夜市のような状態になります。このため 町歩きをしながら お土産物探しや地元の人々との触れ合いも楽しめます。

 

また 一歩路地に入ってみると 人通りも少なくなり さらに懐かしい雰囲気。築100年にもなる 古い木造住宅が立ち並ぶ町並みは まるで昭和レトロな世界。

 

初めて訪れる場所なのに なぜか懐かしいような気がしてしまう。そんな とても素敵な町並みに 心奪われてしまいます。

夕暮れ時のチェンカーンの町並み その1

この日は 夕暮れの時の町をお散歩に。空が淡いピンク色に染まる。そんな時間の町並みも 温かい雰囲気で好きです。

夕暮れ時のチェンカーンの町並み その2

夕暮れ時のチェンカーンの町並み その3

オレンジの灯りに照らされてノスタルジックな建物

立ち並ぶ木造建築は どこも景観を崩さないようなリノベーションが施され 素敵なゲストハウスや カフェになっていたり。それぞれのお店が主張をし過ぎず 統一感があるので 町並みがより美しく見えます。

ゆるめなデザインのTシャツ屋さん

クスッと笑ってしまいそうな ゆるアートなTシャツ屋さん。

どのステッカーもかわいいなぁと物色中

こちらのステッカー屋さんには 気になるデザインがたくさん。

 

夜市で売られているお土産物は 伝統工芸品などというよりは かわいい雑貨屋やナチュラルな雰囲気の衣類などが中心。特に この記事最初の画像左側に写っている服屋さんは 帰国後も着られそうなセンスの良い衣類がたくさん。お持ち帰りしたい熱がふつふつ...物欲を我慢するのが大変だったのでした(笑)

 

2. ケンクックー(Kaeng Khud Khu)

メコン川を臨む景勝地"ケンクックー"は メコン川が大きくカーブする場所にあたる 地元の人の憩いの場所です。メコン川で川遊びをしたり 緩やかな流れを眺めながらぼんやりしたり...そんなメコン川の対岸に広がるのは 隣国ラオス。私たちは チェンカーンに来る前はラオスのビエンチャンに滞在していたため なんだか不思議で 感慨深い気持ちになりました。

 

また 乾期(11月~4月)になると 雨期(5月~10月)の間は水面下にあり見ることのできない岩や浅瀬が姿を現したり 天候が良い日には メコン川クルーズで 美しいサンセットを鑑賞することもできます。

ケンクックーでハイチーズ

チェンカーンの滞在先のオーナーがバイクを貸してくれて ケンクックーへ連れて行ってくれました。メコン川がとても近くに感じられて 穏やかな景色が広がる...そんな雰囲気が伝わりにくい写真のできあがり(笑)♡

川海老漁の最中の漁師さん

チェンカーン名物の川海老を取っている(多分...)漁師さん。

ケンクックーの夕焼け

沈んでいく夕焼けも綺麗でした。

 

3. ウサギ寺 ワットプラプッタバート(Wat Phu Pha Bath:水牛寺)

チェンカーンの町から10km離れたこちらの寺院は チェンカーンに来たくなる理由の1つとなった場所。ここは 水牛寺という名前なのですが 敷地内にうさぎがたくさんいることで有名な寺院なのです。

 

動物好きにはたまりません。

入り口の門までかわいい♡

入り口にある門もピンクでかわいい。しかも ちゃんとうさぎモチーフも♡

お寺はなんだかヨーロピアン顔

建物が金髪の外人さんみたいに見えるので 2人で"Tonny"と名付けました(笑)そんなTonnyを眺めた後は いよいよ今回のメインイベントへ。

うさぎの柵の中にはかわいいコがたくさん♡

少し歩いた先に広がる うさぎパラダイス♡柵に囲われている広いスペースに 大小さまざまなうさぎが放し飼い(?)されています。

お野菜の誘惑にうさぎが寄ってくる

10THB(32円)で売られている野菜を持って 歩いて行くと...どんどん寄ってくるうさぎたち。

子うさぎももぐもぐ...

子うさぎも 並んで仲良く野菜をもぐもぐ。そんな子うさぎを 下からパチリ。そして 途中でまた野菜を追加購入。お寺の作戦に あっさり乗せられる私たち(笑)

お野菜くださいと手招き

"野菜くださいポーズ"をしながらの視線が 愛くるし過ぎる。はぁぁ...たまりません♡

どこを見てもうさぎうさぎうさぎ...

いやはや...いつまでもずっと見ていられる♡見渡すかぎり うさぎ うさぎ うさぎ...

 

このお寺の敷地内には 見えているだけでも 150匹くらいのうさぎが自由に過ごしていました。こんなに癒されるのに入場料無料。さすが観光大国!!

 

もともと動物が苦手だった旦那さんも "うさぎを飼うのもいいね"なんて言い始めるくらい。うさぎパラダイス。また行きたいです。

 

4. プートーク山(Phu Thok)からの雲海

私たちは 訪れた時期が合わなかったため断念しましたが...乾季の中で11-2月くらいの間に訪れのであれば 早朝に雲海を見ることができます。熱帯のタイで雲海が見られるのは意外な感じもしますが 北イーサーンでは毎年見られるそう。

 

雲海を見に行く場合は 夜明け前にトゥクトゥクなどに乗り プートークという小高い山の山頂へ向かいましょう。チェンカーンの町が見渡せる場所で 徐々に空が明るくなると同時に 白い霧が海のように広がる景色を眺めることができます。

 

そんな まるで白い海のような景色の中 向かい側の山間から昇る太陽が 白い海をオレンジ色に照らしはじめる...写真でしか見られませんでしたが 訪問時期が合えば ぜひ見ていただきたい景色です。

 

5. 托鉢

チェンカーンの町では 毎朝6時頃になるとお坊さんが托鉢にまわります。チェンカーンの宿では 旅行者も托鉢体験ができるようなサービスを行っているところもあるそう。

 

ラオスの後にチェンカーンに向かった私たちは 托鉢を見る機会が多かったこともあり チェンカーンでは見に行きませんでしたが...もし 托鉢を見たことのないという方には はおすすめです。

 

まだ 薄暗くて 朝霧に包まれる中での托鉢風景は 背筋がぴっと伸びる感じがして。きっと"こういう厳かな朝の始まりも素敵だな"なんて感じるのではないかと思います。

 

チェンカーンの補足情報

少しだけ...チェンカーンの宿事情について

メコン川沿いに立ち並ぶタイ伝統の木造建築は その多くがゲストハウスとして活用されています。ベランダからメコン川に沈む夕日も眺めることができる 風情たっぷりのゲストハウスの価格は おおむね1部屋1,000-3,000THB(3,200-9,600円)程度。

 

私たちはウォーキングストリートから1本外れた もっとリーズナブルなゲストハウスに滞在していましたが 短期で訪れるのであれば チェンカーンの町の雰囲気を思う存分味わうことのできる 川沿いのゲストハウスがおすすめです。なお チェンカーンはタイ人観光客には人気の場所であるため 川沿いのゲストハウスに宿泊を希望する場合は 早めの予約を心がけましょう。

 

Booking.comでの空室確認はこちら
Agodaでの空室確認はこちら

 

関連記事《タイ》チェンカーンの宿情報「Chiang Khan Smile Homestay」

 

また ほとんどの宿で自転車をレンタルしてくれるので 自転車で散策することもできますし 町には数少ないものの レンタルバイク屋さんもあります。このため バイクで少し走って のどかな田園風景を楽しむのも良いかと思います。

 

チェンカーン 滞在中の様子

チェンカーンの綺麗な夕焼け

晩ごはんの買い出しへ。ビールに合いそうなおつまみを あれこれお持ち帰りしたら ご近所の酒屋さんでビールを買うことに。

 

そんなことをしているうちに この日の夕日も綺麗なことに気がついて...

夕焼けを眺めながら角打タイム

じゃあ ここで飲んじゃおう♡ということで 酒屋さんの前のテーブルで 夕焼けを眺めながら 久しぶりの角打スタイル。

 

チェンカーンの酒屋さんには おおむねこんな風にお店の前にテーブルが併設されています。地元の方も同じように テーブルに座って角打中。タイでよく見るこの感じ。地元の人たちがゆったり飲んでいる感じ。ビールがなくなったら そのまま買いに行ける感じ。お酒好きにはもってこいです(笑)

 

チェンカーンへの行き方

ビエンチェンからの行き方

私たちは ラオスのビエンチャンから チェンカーンへ向かいました。

 

ビエンチェンからの行き方
ビエンチェン

↓長距離バス(ウドンタニ(udon thani)行き) 22,000キープ(306円)/1人
ウドンタニ(バスターミナル1)
↓トゥクトゥク 100THB(320円)/1台
ウドンタニ(バスターミナル2)
↓長距離バス(ルーイ(Loei)行き) 90THB(288円)/1人
ルーイ
↓ソンテウ 35THB(112円)/1人
チェンカーン到着 となります。

 

ルーイからチェンカーンへ向かうソンテウ

ルーイからチェンカーンへ向かうソンテウはこちら。

ソンテウの中はびっくりするくらい広々!!

ソンテウの中は...ひろーい!!

 

下記に バンコクからチェンカーンへ向かう方法をまとめました。

 

バンコクから飛行機

バンコクのドンムアン空港(Don Mueang International Airport)から国内線でルーイへ。ルーイ行きの国内線は ノックエアー(Nok Air)あるいはエアアジア(Air Asia)にて 毎日運航されています。ルーイ空港からチェンカーンまでは バスやタクシーなどで所用時間約1時間。

 

飛行機を探す方はこちら: スカイスキャナー

 

バンコクから長距離バス

バンコクの北バスターミナル(Mo Chit(モーチット))から チェンカーン行きの長距離バスは数社にて 毎日数本運行されています。チェンカーンまでは 所用時間約10-13時間。

 

チェンカーンからも同様にバンコクへ向けての長距離バスが運航されており 私たちもバンコクへ向かう際は長距離バスを利用し 料金は480THB(1,536円)でした。

バンコク行きのバス会社の様子

バス会社はこちらを利用し 9:15と19:00の1日2本運航されていました。

チェンカーンからバンコクへ向かう長距離バス

チェンカーンからバンコクへ向かうバスはこちら。

バスの中はシートも広々

シートも広々で 長時間でも快適なバスの旅でした。

 

バンコクから鉄道

バンコクのファランポーン駅(Hua Lamphong Station)を出発し ウドンタニ駅で下車。ウドンタニからルーイの町まではバスで移動し ルーイからチェンカーン行きのソンテウに乗り換えます。ルーイからチェンカーンまではバスも運行されているようですが ソンテウが一般的なようです。

 

関連地図はこちら↓

 

まとめ: なぜか懐かしさを感じる町でした

今回は タイ人に大人気 北イーサン地方のノスタルジックな町 チェンカーンの観光スポットと行き方のご紹介でした。

人も温かくてとても良い雰囲気 物価も他の都市よりもよりリーズナブル。のんびりと流れる時間に癒される...そんな素敵な場所なのに ガイドブックやWEBでの記載はあまりなく まだまだクローズアップされていない町。その分 日本人を含めた外国人観光客の姿をほとんど見ることがなく とても静かで落ち着いた雰囲気..."第二のパーイ"と呼ばれていますが 個人的にはチェンカーンの方が好みでした。そんなわけで 夫婦でこの町を猛プッシュすることに決めました(笑)

 

今のうちに訪れてみたい。ノスタルジックな町チェンカーン。

 

そんな次回は チェンカーンのおすすめ食事スポットとカフェをまとめてお届けします。

 

 

それでは 今日も良い1日を。

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