はじめに
フュッセンでは のんびり過ごして元気をチャージ。楽しいアジアの友人との出会いもあり 大満足の滞在となったのでした。
そして いよいよ 今回の旅の目的の1つ ドイツ ミュンヘンで本場のオクトーバーフェストを満喫すべく ミュンヘンへ戻ってきました。
オクトーバーフェストと言えば テントが常に満員で なかなか中に入場できないだったり ビールが1リットルサイズのジョッキでしか飲めないだったり...いろいろな噂を聞いてきた 僕たち。想像するだけで ワクワクしてしまいます。
それでは 実際は どんな感じなのでしょうか。
そこで 今回の旅の日記は ビールと雰囲気を全力で楽しんだ ミュンヘン オクトーバーフェスト編をお届けします。
今までの旅の日記はこちら↓
実際の様子(2015.09.21-23)
09.21
オクトーバーフェストへ参加するため フュッセンからミュンヘンへ。
この時期のミュンヘンは どこも宿泊先が高くて 3ヶ月ほど前に予約したけれど なかなか空きもなく キャンプサイトで2泊することに。2人用のテントで 1泊60ユーロ/テント(約8000円)...この旅で泊まった場所で(少し贅沢しよう!という以外で) 1-2を争う金額。
お昼に 野外でビールを飲むのは 気持ちが良い。
でも 夜のミュンヘンは 寒かった...
by 江里
キャンプと言えば ビール。ドイツは どこでも美味しいビールが売られている気がしました。
ビール好きの僕たちにとっては それだけで良い国決定です(笑)。
宿泊したキャンプ場は 24時間アップテンポな音楽が流れる空間。日中は 楽しくビールを飲みながら 調子良く踊ったりはしゃいだり。とは言え 夜には静かに眠りたいなと しみじみ実感したのでした。
皆さんも オクトーバーフェスト時期の宿泊先選びは慎重に。そして できるだけ早く探し始めるのが鉄則です。
オクトーバーフェスト期間中 お世話になったキャンプ場情報については 下記の記事にまとめています。この時期に "できるだけリーズナブルに宿泊したい"と思っている方にはおすすめです。
オクトーバーフェストの時期の ミュンヘンの街。
かわいいプレッツェルの飾り付けをしているお家や ディアンドルやレダーホーゼなどの 民族衣装の人がたくさん。中でもシルバー世代のご夫婦が 年季の入っている民族衣装を身にまとって 一緒に並んで歩いている姿は とても素敵でした。
by 江里
穏やかなフュッセンを離れ ミュンヘンに戻ってまいりました。
ビール好きな 僕ら夫婦。
本場のオクトーバーフェストに参加してきました。
オクトーバーフェストについて。
本場の会場は東京ドーム9個分の敷地の中に6つのビール醸造所直営のテントと無数の軽食スタンド。そして 遊園地。約2週間ちょいの期間で 毎年600万人の大人と子供が楽しんでるイベント。
by 勝法
09.22
オクトーバーフェスト会場へ到着。
前日は 滞在先にチェックインした後に 様子を見がてら来てみたものの テントの中は人がいっぱいで座れず。この日は お昼から 数年来の友人と待ち合わせ。お目当てのテントに入れますように♡
この頃は 旦那さんが まだシラフな顔をしています...
by 江里
オクトーバーフェスト会場でよく見る メッセージ入りのジンジャークッキー。
首からぶら下げて楽しんだ後は 食べることができる素敵グッズ。いろんな種類のメッセージや "プリンセス" "おばあちゃん"などの言葉が描いてあり 家族で身につけても楽しめそう。
今日の待ち合わせは女の子2人なので 待ち合わせ前に選ぶ旦那さん。たくさんあって どれにしようか 一緒に悩み中...
by 江里
ジンジャークッキーを販売しているお店も お店のご主人も可愛らしかったです。
オクトーバーフェスト会場の中は ビールテントだけでなく 遊園地のアトラクションもたくさん。
オクトーバーフェストの時期以外は 空き地となっている場所らしいのですが 仮設遊園地とは思えないアトラクションばかり。これなら 子どもも楽しく過ごせそう。
空中ブランコが カラフルでかわいかった♡
by 江里
会場内をのんびり歩いていると なんだか寄り道したくなるものばかり。
そんなことをしていると あっという間に 待ち合わせ時間が近づいて。急いで向かわないと...と思いつつ かわいい風船を見つけてパチリ☆
こんなことをしているから なかなか前に進まない 私。
by 江里
待ち合わせをして 始めに向かったのは Augustiner brauのテント。
Augustiner brauは 680年の歴史を誇る ミュンヘンで最も古くからある醸造所。ミュンヘンのスーパーで どのビールを買おうか悩んでいた時に ミュンヘンっ子に強くお薦めされた こちらのビール。その後 レジのお姉さんに"いいビールを選んだわね"と 言われたのも こちらのビール。ミュンヘンの路上で みんなが手に持っているのも こちらのビール。
そんな ミュンヘンで何度もお世話になったビールを ここで飲みたいなと♡(この写真は前日に撮ったので晴天です(笑))
by 江里
Augustiner brauのテントの中。
各醸造所のテントの中は 内装や雰囲気がまったく違って 見て回るだけでも楽しい。そして どこも約1万人収容できる大きさなのだそう。
Augustiner brauのテントの内装は 少し落ち着いた雰囲気もありつつ どことなくクリスマスっぽい雰囲気♡
by 江里
テント内に入ったら 早速乾杯です。
ディアンドルを着ている かわいい2人を見て "なんで着て来なかったんだ 私..."とやっぱり後悔しつつ みんなでビールをいただきます♡
オクトーバーフェストでは 通常のビールに比べアルコール度数が高く(5.8-6.4%) ジョッキも1Lのマスジョッキサイズのみという なかなかハードなビール設定。
でも もともと深い味わいのドイツビールばかり飲んでいると アルコール度数が高い感じもせず 周りの雰囲気もあって ビールが進む進む...
by 江里
そして ビール醸造所直営のテントは 約1万人収容。この期間のために アルコール度数を高めにしたビールを1リットルジョッキで呑みます。
そんなイベントに 今回は友人2人と参加。僕たちのウエディングドレスを作ってくれた おマメさん。そして お友達の福ちゃんさん。
最初のテントで ホロ酔い。
by 勝法
Augustiner brauのテントで楽しんだ後は 次のテントへ移動することに。
ここでは マスジョッキ2杯分飲んだ旦那さん。だいぶんテンションが上がり切っている様子。そして 最終的に行方不明になるという...(笑)。
by 江里
楽しく酔っ払ってます。
次に向かったのは Hacker Festzeltのテント。
現在は合併して Hacker Pschorrという醸造所名でビールの製造をしていますが もともとはHackerとPschorrという 別々の醸造所。このため オクトーバーフェストのテントや パレードの馬車もそれぞれの銘柄に分かれて 用意がされています。
Hacker Pschorrのビールも Augustiner brau同様に 日本ではあまり流通していないドイツビール。このため オクトーバーフェストでは ぜひ行ってみたいと思っていた醸造所。
今回は その2つのうち Hacker側のテントへ。
by 江里
2つ目のテントで出来上がり。
見てください。
良い大人達が 国を超えて 人種を超えて楽しんでいます。
この後 私は 謎の失踪。
うちのかみさん そして おマメさんとご友人の福ちゃんには多大なる迷惑をおかけしました。ごめんなさい。
by 勝法
Hacker Festzeltのテントの中。
テントの中は こちらもすし詰め状態。
その分 テーブルに並んだ人たちと 躊躇せずに乾杯し合える感じがたまりません。
マスジョッキサイズのビールも 3杯目になる頃には 完全に酔っ払いな雰囲気に。旦那さんは トイレに行った後行方不明になり みんなで探しまわること約2時間。その後 1人滞在先のテントに帰るまで 見つからないという...
おマメちゃん 福ちゃん 後半はバタバタだったけど 楽しい時間をありがとう♡かわいい2人とビールで すっかりご機嫌でした。
そして 翌日 ひどい2日酔いの中の早朝移動...モロッコで断酒後 アルコール復帰リハビリ中の私には まだまだ早いチャレンジだったみたい。
ビールの悪魔がいた ミュンヘン。
いやはや...早くもまた行きたいです(笑)。
by 江里
そんなこんなで 本場のオクトーバーフェスト オススメです(笑)。そして オクトーバーフェストでは 民族衣装を着て参加した方がすぐに友達が出来ます。
今はミュンヘンから移動して チェコ プラハに来ております。これからは 東欧を南下。アドリア海 バルカン半島を通りながら トルコを目指します!
by 勝法
この時の体験から オクトーバーフェストへ参加する時に準備しておくことリストをまとめました。せっかく行くからには より楽しみたい! そんな皆さんの参考になれば幸いです。
最後に
オクトーバーフェストでは 言葉が分からなくても 笑顔で"ブロースト(乾杯)!!"と言って乾杯し合えば みんな友達。そんな 懐の深いお祭りでもあるオクトーバーフェストは 会場の一体感を感じられる とても楽しいお祭りでした。
日本から参戦した友人たちも 楽しく過ごせたみたいで良かった。
しかし 案の定飲み過ぎてしまい 迷惑をかけてしまった オクトーバーフェスト。この時は "これから 少しお酒を控えよう"と思ったのですが その後も楽しく酔っ払ってしまうこと しばしば...楽しくなってしまうと 仕方がないものですね(汗)。
そして オクトーバーフェストが想像以上に楽しかったため 僕たちが世界一周で参加したお祭りの中でも数少ない "もう1度参加したいお祭り"の1つとなりました。
オクトーバーフェストを楽しむための情報まとめています↓
また 美味しくビールが飲める身体なうちに(ビール1リットルは 結構しんどいので(笑)) この時期に合わせて ミュンヘンを訪れてみたいなと思います。
それでは 次回の旅の日記は 街全体が博物館と称される 中世ヨーロッパの雰囲気そのままの美しい街 チェコ プラハ編をお届けします。
勝法 江里
＜次回の旅の日記＞
＜前回の旅の日記＞
