


旅行大好き夫婦、えだ旅(Xアカウントはこちら)です
瀬戸内の海に浮かぶ、わずか17室の小さな宿。
それが、日本の美を凝縮した特別な船「guntû(ガンツウ)」です。
「いつか絶対に乗りたい」と、憧れ続けていた船。
船上での優雅な滞在はもちろんですが...
ガンツウの魅力は船の中だけではありません。
ガンツウの魅力の1つがプライベート感あふれる船外体験です
専用の小型船で島々へ渡る「船外体験」
瀬戸内の風や島々の人の暮らしを間近に感じられる特別体験です。
今回は3泊4日の船旅
思い出の直島や豊島を夫婦で再訪しました
今回は「guntû(以下:ガンツウ)」3泊4日乗船記【第3部 船外体験編】
専用小型船での上陸体験や実際の島巡りの様子。
船外体験のタイムスケジュールまで、まとめてご紹介します。
ガンツウ乗船記は全4部構成。
テーマ別に以下の内容でレビューしていきます。
第1部:【宿泊編】瀬戸内海に浮かぶ宿「ガンツウ」空間美と過ごし方
第2部:【食事編】「お好きなものを、お好きなだけ」3泊4日で出合った至福の船上グルメ
第3部:【船外体験編】瀬戸内の日常と文化に触れる、特別な島々への上陸記録
第4部:【完全ガイド編】旅の総括と気になるリアルな費用・ドレスコード・Q&A
「ガンツウではどんな船外体験ができるの?」
「アートの島めぐりをプライベート感たっぷりに楽しみたい!」と思っている方へ。
ガンツウだからこそ叶う!!
極上の島めぐりの様子をお届けします
免責事項
当ブログの内容は、個人的な旅行体験に基づいています。
正確かつ最新情報をお伝えできるよう努めていますが、記事内容には訪問当時の情報も含まれます。
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今回わが家が参加したのは、東回り航路「せとうちアートの島を満喫する4日間」です。
アートの聖地として世界的に有名な直島や豊島。
香川県の島で最も面積の大きな小豆島周辺を航行。
瀬戸内の多島美とアートを堪能する贅沢ルートです。
客室から眺めるだけでもうっとりするような景色。
各地に根付くアートや島文化に直接触れられるのが、このルート最大の魅力です。
今航路の船外体験でめぐる島々はこちら
個人で1度にすべての島を巡るのはちょっと大変。
そんな島々をまるっと網羅できるのは、小回りの効くガンツウならではの利点です。
それぞれの島の見どころをご紹介します
世界中から多くの人々が訪れる「アートの島」直島。
世界中から注目を浴びる現代アートの聖地。
瀬戸内の島々の中でも、知名度の高さは随一です。
安藤忠雄氏が建築を手掛けた人気美術館もあります。
自然光だけで作品を鑑賞する「地中美術館」
屋内外で作品鑑賞できる「ベネッセハウス ミュージアム」など。
その他にも、島全体にアートが点在しています。
日常を忘れてアートと対話できる特別な島です。
公式情報:直島観光サイト
急斜面に家々が重なり合うように建ち並ぶ「坂道と階段の島」男木島。
港の象徴でもある「男木島パビリオン」
民家の中に幻想的な空間が広がる「部屋の中の部屋」など。
迷路のような集落の路地を歩きながら、意表を突くアートに出会えるのが魅力。
男木島は多くの猫が暮らす猫島としても有名。
地域猫として世話をされている猫たちに、集落の路地で出会うことができます。
デッキや客室の船窓から眺める、集落全体の佇まいも実に絵になります。
公式情報:男木島観光協会
豊かな緑と湧き水に恵まれ、古くから「豊かな島」として愛されてきた豊島。
島民の生活を支え続ける「唐櫃(からと)の清水」
水滴と風、光が織りなすアート空間「豊島美術館」
島本来の豊かな自然と人の営み。
そこにアートが溶け合い共生しています。
豊島では流れる時間がとても静かで穏やか。
のんびり島時間を楽しみたい方にもおすすめです。
公式情報:豊島観光ナビ
かつて瀬戸内で栄華を誇った「塩飽(しわく)水軍」
そんな「塩飽水軍の本拠地」として繁栄した本島。
代表的なエリアは笠島地区。
国の重要伝統的建造物群保存地区であり、江戸から明治期の古い町並みが残ります。
中でも、伝統建築が残る「吉田邸」は必見。
講師の美しい建物の精巧さはもちろんのこと。
貴重な数々の美術品も往時の繁栄を今に伝えます。
ノスタルジックな雰囲気の中、歴史のロマンに触れられる島です。
公式情報:うどん県旅ネット(本島)
すばらしい時間を過ごすことができるガンツウ。
しかし、その魅力は船上だけにとどまりません。
瀬戸内への理解がより深まる、手厚いサポートの船外体験も大きな魅力です。
船外でもガンツウならではの体験ができるんです♩
「ツアーやアクティビティは事前予約が必要」
そんなふうに思うのが一般的ですが...
なんとガンツウでは、乗船前の事前予約は不要。
乗船当日に船外体験の案内と参加確認があります。
案内には以下の内容が記載されています
※画像はスライドできます
乗船時にはスタッフの方から丁寧な案内あり。
その案内を聞いた上で、前日や当日の気分で参加・不参加を決めることが可能です。
驚くことに、船外体験も全てオールインクルーシブ。
通常のクルーズでは、ツアーにはオプション代金がかかります。
しかし、ガンツウは現地のガイド料や施設利用料。
移動にかかる交通費など。
船外体験にかかる費用も旅行代金に含まれています。
参加・不参加でも料金は同じ
追加料金なしなんです
お財布の心配は一切不要♩
気軽に楽しめるのはうれしいです
ただし、お土産購入には支払いが発生します。
船外体験時には、少しの現金あるいはカードを持っておくと安心です。
ガンツウから各島へは専用の小型船(テンダーボート)で移動します。
移動からすでにアクティビティ感がありますよね!!
島へ上陸後は、専用バスなどで目的地へ向かいます。
バス停へ向かって混雑するバスを待ったり。
レンタサイクルで坂道を上る必要もありません。
ストレスフリーで目的地へ移動可能です。
以前、直島や豊島を訪れた時はレンタサイクルで島内を移動しました
それも楽しかったですが...
体力面が不安な方はこちらが安心ですね
わが家が乗船したのは、7月の暑い季節。
移動時には、日傘や冷たいミネラルウォーター。
美術館などの観賞後には、ひんやり気持ちいいおしぼりの提供まで。
至れり尽くせりの対応に感動しきりでした。
また、アート鑑賞に関しても手厚くサポート。
少人数の乗客に、ガイド+ガンツウスタッフ付き。
直島では1グループ乗客6名に対し、ガイド1名+ガンツウスタッフ2名体制でした。
移動もアート鑑賞もすべてこの少人数で行います。
少人数で数時間、同じ時間を共有。
自然と乗客同士で接点を持つこととなり、船内で顔を合わせた時にも会話が弾みました。
船外体験に参加した結果、船内もより楽しい時間になりました
船外体験はすべて「自由参加」です。
「午前は船外でアート鑑賞、午後は船内でサウナ」
「あえて上陸せず、ゲストの少ない船内でゆったりシャンパンを楽しむ」
そんな選択も自由自在。
自分のペースに合わせて、贅沢に時間をカスタマイズできます。
実はわが家も、鮨ランチで食べ飲み過ぎた結果...
男木島へ行くのは諦めました(笑)。
最高だった鮨ランチの様子は、ガンツウ乗船記【第2部 食事編】にて詳しくご紹介しています。
「その時の気分や体調に合わせてパスもできる」
そんなところもガンツウならではの贅沢です。
それでは、テンダーボートに乗り込んでみましょう!!
島々への移動に使うのはこちら。
ガンツウに積載されている専用小型船(テンダーボート)です。
実は、こちらのテンダーボート。
ガンツウと同じく、建築家・堀部安嗣氏のデザイン。
木の温もりを感じる洗練された空間。
上品な雰囲気漂う特別仕様となっています。
移動時間からすでに贅沢な体験がはじまっています
なお、参加人数が多い場合はもう少し大きなテンダーボートになります。
集合場所は1階デッキのエントランスです。
驚いたのが、スタッフの方の神対応!
客室番号や名前を伝える前に...
「えだ旅さまですね、お待ちしておりました」と、笑顔で声をかけてくださいました。
ゲスト全員の顔をしっかり覚えてる...
さすがガンツウ...
客室の鍵を預けて、ライフジャケットを着用。
スタッフの方が着用のサポートもしてくれます。
※以下は動画コンテンツです
その後、船横の桟橋からテンダーボートへ乗船。
足元の安全確認や声かけまで。
手厚く完璧なエスコートで安心です。
大型クルーズ船とは一線を画すプライベート感。
とてもスムーズな乗船で一気にテンションUPです。
テンダーボート内部はこちら。
広々としていて、ゆったり快適に移動ができます。
テンダーボートまでおしゃれすぎる...
テンダーボートが走り出し、島への移動開始です。
うれしかったサービスがこちら。
ガンツウの全貌を眺められるよう、本船のまわりをゆっくり回ってくれる演出です。
海の上からガンツウを間近に撮影できるのは、テンダーボート移動中だけのチャンス!
切妻屋根とシルバーの船体が青い海に映える姿は、息をのむほど美しかったです。
テンダーボート出航時の動画はこちら
移動中はスタッフの方の解説付き。
これから向かう島の特徴や見どころなど、分かりやすく教えてくれます。
予備知識を入れた状態で上陸でき、島への理解がより深まりました
波をかき分け、目指す島が近づいてくるワクワク感。
瀬戸内の絶景を眺めながら、ゆったり過ごせる最高のアプローチタイム。
まさに大人だけの特別な探検ツアーです。
移動時間も景色を楽しんだり学びの機会になりました
ここからは、実際に訪れた3つの島での体験記をお届けします。
ツアーの集団移動がちょっと苦手なわが家。
どうなることかと思いつつ参加しましたが...
ガンツウの船外体験は、大きな観光バスでめぐる通常のツアーとは違います。
わずか数名のみのグループで移動。
観光も同様に数名のみで鑑賞という、とても静かで落ち着いた環境でした。
人混みを気にせず、移動もストレスフリー。
解説を聞きながら、静かに作品に没入できる時間。
自分たちのペースでアートや島の歴史に浸れる時間は最高でした。
それでは、実際に足を運んだ「直島」「豊島」「本島」での様子をお届けします
以前、夫婦で訪れた思い出の地「直島」
今回の航路で、最初に訪れた船外体験は直島です。
久しぶりの直島訪問でしたが、変わらず魅力的なアートが盛りだくさん。
「やっぱり、この島に来れてよかったね」
そんなふうに話しながら夫婦で笑顔になりました。
当日のタイムスケジュールはこちら
| 時刻 | 内容 |
|---|---|
| 4:45 | 起床し、オープンデッキで美しい朝日を鑑賞 |
| 6:00 | ダイニングで朝食 |
| 8:15 | 1階デッキに集合し、テンダーボート乗船 |
| 8:35 | 直島に到着 |
| 8:45 | 草間彌生氏「赤かぼちゃ」前で記念撮影 |
| 8:50 | 専用バスで地中美術館へ移動 |
| 9:10 | 地中美術館を鑑賞(開館前貸切!) |
| 10:10 | 専用バスでベネッセハウス ミュージアムへ移動 |
| 10:30 | ベネッセハウス ミュージアムを鑑賞 |
| 11:10 | 専用バスで港へ |
| 11:30 | テンダーボートに乗り込み、ガンツウへ帰艦 |
| 12:00 | 楽しみにしていた鮨カウンターで至福のランチ! |
少人数だからこそ叶う、スムーズな動線。
コンパクトなタイムスケジュールで、朝から濃密なアート巡りを満喫できます。
直島に上陸して、まず目に入ってくるのが...
島のシンボル、草間彌生氏の「赤かぼちゃ」です。
「時間に余裕があるので寄りましょうか!」
スタッフさんのご厚意で、急遽立ち寄れることに。
船外体験中は、柔軟な対応が随所に見られました。
ガンツウならではのおもてなしだと実感しました。
赤かぼちゃは、中に入って記念撮影も可能。
いくつか穴があり顔を出したりして楽しみました。
推しと赤かぼちゃ...尊い...
専用バスでの移動中には「黄色いかぼちゃ」を発見。
記念撮影のため、バスを減速して下さった結果...
素敵な黄色いかぼちゃの撮影に成功!
次々に現れるアート作品の数々。
島に到着して間もないものの、一気にアートの世界へ引き込まれていきます。
最初の目的地「地中美術館」へ行きまーす
続いて向かったのはこちら。
安藤忠雄氏が建築を手掛けた「地中美術館」です。
地中美術館は、建物の大半を地下に埋め込んで自然の景観を守ったデザイン。
地上に開いた窓から、自然光や風が入ってくる。
そんな心地良い空間が広がります。
こちらの開館時間は10:00からですが...
なんと、開館前の時間をガンツウで貸切。
信じられない贅沢体験からスタートすることに。
しかも、先ほどご紹介した通り。
1グループ乗客6名に対し、ガイド1名+ガンツウスタッフ2名付きです。
細やかに声掛けして下さる心配り。
夫婦の記念写真も撮っていただけました。
想像以上に斬新な構図ですね!!
地中美術館は、展示作品に合わせた展示室デザイン。
ベストなコンディションで作品を鑑賞できるようになっています。
それゆえに、展示作品は開業当初から変わらない恒久展示です
誰もいない静寂に包まれ、自然光だけでの鑑賞。
天候や時間によって、採光状況が変化する空間。
天井が開放された展示室では、雨が降り注ぐことも。
このため、恒久展示でありながらその瞬間だけの見え方を楽しむことができます。
わずか数名で美しい空間を貸切♩
時間を忘れて作品世界へ没入できました
地中美術館内は基本的に撮影禁止です。
しかし、ガイドさんから「実は館内受付前までは撮影OKです」と教えていただける場面も。
どこまでが撮影可能エリアかを知ることができたのも、ガイドさん同行ならでは。
とてもうれしいポイントでした。
おかげで夫婦の記念撮影もでき、いい思い出になりました
地中美術館から、駐車場への道には植物がたくさん。
この場所は「地中の庭」と呼ばれるエリア。
クロード・モネ自らが造園した庭に植えていた植物をベースに、約200種類の植物で構成される庭園です。
睡蓮をはじめ、柳やアイリスなど。
1年を通して、その時期ならではの魅力が楽しめます。
美術館で観た作品の世界が、観終わった後も続く。
そんなシームレスなアート体験ができる、すばらしい美術館でした。
公式情報:地中美術館(ベネッセアートサイト直島)
次なる目的地は「ベネッセハウス ミュージアム」です
続いて訪れたのはこちら。
同じく、安藤忠雄氏が建築を手がけた「ベネッセハウス ミュージアム」です。
打放しコンクリートのモダンな建築と瀬戸内の自然が見事に調和しています。
こちらでもガイドさんの丁寧な解説付き。
作品の意図や制作過程など。
解説を聴くことで、作品への理解がより深まります。
さらに、こちらの作品展示は館内にとどまりません。
特に印象的だった作品が、こちら。
屋外の壁面に展示された、杉本博司氏「タイム・エクスポーズド(海景)」シリーズ。
実際の瀬戸内海と作品の海景が重なり合うよう。
海の見える美術館ならではの展示でした。
実はちょっとした仕掛けも!!
実際に訪れて見つけてみてくださいね
ベネッセハウス ミュージアムの魅力。
それは美しい海岸線や屋外の自然の中にもアート作品が散りばめられていること。
内と外の境界が溶け合い、瀬戸内の風景そのものがひとつの作品のように感じられます。
館内にはホテルも併設。
「いつかここにも宿泊してみたいね」と、新たな楽しみができました。
公式情報:ベネッセハウス ミュージアム(ベネッセアートサイト直島)
その他にも、直島には島のあちこちにアートが点在。
駐輪場でさえも強烈なインパクトでした(笑)。
心が動かされる素敵な島
忘れられない直島再訪となりました
直島での開館前貸切「地中美術館」や「ベネッセハウス ミュージアム」
そして、草間彌生氏のカボチャ巡りなど。
当日の様子やリアルな空気感は「X(旧Twitter)の動画」でもまとめています。
それでは、直島の動画をどうぞ♩
2回目の船外体験で訪れたのは、わが家にとって思い入れの深い「豊島」です。
15年前に2人で訪れたことがある大好きな島。
ずっと「いつか絶対に再訪したいね」と、心待ちにしていた場所でした。
直島のインパクトのあるアートとはまた違う。
素朴な島の暮らしの中に、アートが共生している。
この島の雰囲気がとても心地良いんです。
今回の航路を選んだポイントの1つ
それが「豊島を訪問できるから」でした
当日のタイムスケジュールはこちら
| 時刻 | 内容 |
|---|---|
| 5:00 | 起床し、縁側で美しい朝日を鑑賞 |
| 5:45 | 薬湯(桃湯)でまったり朝風呂タイム |
| 7:00 | ダイニングで朝食 |
| 10:00 | 1階デッキに集合し、テンダーボート乗船 |
| 10:10 | 豊島に到着 |
| 10:15 | 専用バスで「唐櫃(からと)の清水」へ |
| 10:20 | 唐櫃の清水・「空の粒子/唐櫃」散策 |
| 10:35 | 専用バスで「豊島美術館」へ移動 |
| 10:55 | 豊島美術館(遊歩道・展示エリア・カフェ&ショップ)を鑑賞 |
| 11:35 | 専用バスで港へ |
| 11:50 | テンダーボートに乗り込み、ガンツウへ帰艦 |
| 12:10 | 鮨カウンターで至福のランチ(おいしくて再訪!) |
豊島の集落をお散歩する、まったりご褒美時間込み。
豊かな自然とアートに癒やされる贅沢時間です。
豊島に上陸して、まず最初に訪れたのは...
集落の日常にそっと溶け込む湧水スポット「唐櫃の清水」です。
1年を通して湧水の水温はほぼ変わらないそう。
古くから米や果物栽培など。
豊島の豊かな食や人々の暮らしを支え続けてきた大切な命の水です。
豊島特有の美しい「水の循環」
それは、島内に点在する現代アートの重要なテーマにもなっています。
唐櫃の清水のすぐそばには、青木野枝氏の作品「空の粒子/唐櫃」があります。
丸い鉄の彫刻を木々や貯水タンクを包み込んで配置。
経年変化を起こす鉄と、その円環越しに見える豊島の空や風景がとても幻想的。
自然・日常の風景・アートが溶け合う空間。
島の歴史と恵みを肌で感じられる素敵な作品でした。
公式情報:空の粒子/唐櫃(瀬戸内国際芸術祭)
続いて、目指すのは豊島美術館
専用バスまで少し集落を歩いてみましょう
豊島では、しばしば特徴的な石積みを目にします。
こちらは「矢羽根積み(やばねづみ)」
薄く板状に割れる安山岩を、魚の骨や矢の羽のように斜めに組み合わせて積み上げています。
少し歩くと「島キッチン」に到着。
今回は立ち寄れずでしたが...
15年前と同じ場所・建物で営業が続いていることがうれしかったです。
それでは、専用バスで豊島美術館へ向かいましょう。
豊島美術館の最寄りでバスを下車。
ここから豊島美術館へは、海を目前に歩いていきます。
以前はレンタサイクルで訪れましたが、自転車でこの坂を下るのも最高なんです。
美術館へのアプローチから心洗われる...
ほどなくして辿り着いたのが...
わが家が日本一(世界一?)大好きな美術館「豊島美術館」です。
ガンツウの料金は船外体験のチケット代も込み。
入館料などの追加料金は支払い不要。
チケットの手配をする必要もなく、美術館到着と同時にチケットが配られます。
豊島美術館は時間指定の完全予約制。
通常なら予約時間前に到着して、待機しておく必要があります。
しかし、ガンツウの船外体験では到着後にすぐに入場可能です。
入場までもストレスフリーすぎる...
展示スペースまでは、明神山を囲む美しい遊歩道が続きます。
遠くの海にガンツウが浮かんでいるのが見えました。
海と草木に囲まれてメルヘンで素敵...
豊島美術館の外観はこちら。
豊かな緑の中に突如として現れる白く丸い建物。
まるで巨大な水滴のような神秘的な建築です。
館内に一歩足を踏み入れると、そこには息をのむような静寂とどこまでも広がる開放感が待っています。
天井の大きな開口部から差し込む自然光。
心地よく流れていく風。
床のあちこちから、静かに湧き出ては形を変えていく水のしずく。
建築・自然・アート。
すべてが刻一刻と表情を変えていく特別な空間。
ただ床に座り、ぼーっと過ごすだけで心が満たされていきました。
やっぱりここは特別な場所!!
また一緒に来られて本当によかった!!
豊島美術館は一部撮影禁止です。
メインの展示スペースおよびカフェ&ショップ内は撮影禁止。
その他のエリア(遊歩道やエントランスなど)は撮影可能です。
公式情報:豊島美術館(ベネッセアートサイト直島)
15年ぶりに訪れた豊島。
ここにはゆったり流れる心地良い島時間。
そして、何時間でも滞在したくなるような至福のアートがありました。
豊島で訪れた、唐櫃の清水の雰囲気。
「豊島美術館」のロケーションやガンツウが浮かぶ瀬戸内の景色など。
当日の様子やリアルな空気感は「X(旧Twitter)の動画」でもまとめています。
それでは、豊島の動画をどうぞ♩
3回目の船外体験で訪れたのは、古くからの歴史が色濃く残る「本島」です。
高度な造船・操船技術を誇った「塩飽(しわく)水軍」の本拠地として栄えた歴史ある島です。
かつて、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康という3人の天下人が重用。
塩飽水軍の目覚ましい活躍によって、自主的な自治までも許されていました。
歴史好きの方はもちろん。
そうでなくとも魅了される、情緒あふれる風情が漂う島です。
実は今まで知らなかった島ですが...
とても思い出に残る船外体験でした
当日のタイムスケジュールはこちら
| 時刻 | 内容 |
|---|---|
| 12:10 | 鮨ランチ |
| 14:00 | カフェタイム&お昼寝 |
| 15:30 | 1階デッキに集合し、テンダーボートに乗船 |
| 15:45 | 本島に到着 |
| 16:00 | 国の伝統的建造物群保存地区「笠島(かさしま)地区」を散策 |
| 16:05 | 塩飽大工の匠の技が残る「吉田邸」へ(館内貸切!) |
| 16:35 | 美しいお庭を眺めながら至福のお茶タイム |
| 17:00 | テンダーボートに乗り込み、ガンツウへ帰艦 |
| 17:15 | 瀬戸内を眺めながサウナでととのう |
| 18:40 | 縁側飲みスタート |
なんと、本島では吉田邸家主による解説付き。
職人技が光る古い町並みと、貴重なアート作品を間近に眺める贅沢コースです。
本島北部に位置する「笠島地区」
香川県で唯一、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されているエリアです。
格子構えやなまこ壁など。
塩飽大工の優れた技術が散りばめられた建築の数々。
江戸〜明治時代の町並みが今も美しく残っています。
細い路地を歩くだけで...
まるでタイムスリップしたかのよう。
往時の繁栄に思いを馳せるひとときを過ごしました。
本島散策のハイライトは「吉田邸」訪問です。
塩飽大工が手掛けた、築100年超のすばらしい建築。
しかも、館内はガンツウ貸切です。
館内にはアート作品が盛りだくさん。
その1つが、ピカソのシリアルナンバー入りの作品。
そして、ピカソを素手で持つ吉田さん(えっ!?)。
そうなんです。
何より印象的だったのが、家主兼案内人を務める吉田さんの軽妙なトーク。
ユーモアたっぷりで本当におもしろく、参加者は終始笑いが絶えませんでした。
吉田さん、大胆すぎます!!
さらに、床の間に飾られていたのは...
江戸時代の天才絵師・伊藤若冲の真作「鶏図」
普段は防犯のためレプリカを展示。
しかし、ガンツウの船外体験ではいつも本物を出してくださるそう。
手を伸ばせば触れられそうなほどの至近距離。
この距離で本物の肉筆画を鑑賞できる機会は、きっと今後ないだろうと思います。
吉田邸では、美しい日本庭園も必見。
見事な松の木が立ち構える庭は、まるで絵画のよう。
正面に座った時に最もきれいに見えるよう、庭がデザインされているとのこと。
最後は、美しい日本庭園を眺めながらお茶タイム。
お茶のおともには、老舗・白栄堂の銘菓「観音寺」
しっとり風味豊かな黄身あんを、洋風の薄皮生地で包み込んだ一品です。
至れり尽くせりのしあわせな時間でした
公式情報:吉田邸(まるがめ せとうち 島旅ノート)
かつて栄華を誇った本島ですが...
現在は過疎化が進み、空き家も多いとのこと。
美しい町並みと穏やかに流れる時間。
このまま変わらないよう、島民の方々が尽力されている状況が伝わりました。
また何年後かに島の様子(と吉田さんの様子)を見に訪れたい。
そんな思いになった本島でした。
本島で訪れた、風情あふれる笠島の町並み。
吉田邸のすばらしい庭や館内の雰囲気など。
当日の様子やリアルな空気感は「X(旧Twitter)の動画」でもまとめています。
それでは、本島の動画をどうぞ♩
今回は「guntû(ガンツウ)」乗船記【第3部 船外体験編】
少人数だからこそ叶う、ストレスフリーな移動。
早朝貸切や予約不要でアクセスできる人気美術館。
そして、歴史ある島々での特別な出会いまで。
3泊4日のリアルな島めぐりをご紹介しました。
テンダーボートに乗り込んだ瞬間のワクワク感。
波に揺られながら耳を傾ける、これから訪れる島の魅力や歴史についての解説。
それぞれの島へ降り立った後は、島ごとにまったく違う雰囲気とアート体験ができました。
さすが、瀬戸内を知り尽くすガンツウならではの船外体験でした
開館前の美術館で、自然光の中で作品と向き合う。
島風を感じながら至福の時間を過ごす。
まさに、日常を忘れてアートに没入できる至福の船外体験でした。
移動も予約も時間も料金も気にしないでOK。
こんなところも、オールインクルーシブなガンツウならではの良さだと実感しました。
ガンツウ乗船時は、ぜひ船外体験にも参加してみてくださいね♩
第1部:【宿泊編】瀬戸内海に浮かぶ宿「ガンツウ」空間美と過ごし方
第2部:【食事編】「お好きなものを、お好きなだけ」3泊4日で出合った至福の船上グルメ
第3部:【船外体験編】瀬戸内の日常と文化に触れる、特別な島々への上陸記録
第4部:【完全ガイド編】旅の総括と気になるリアルな費用・ドレスコード・Q&A
次回は、気になる旅のリアルをご紹介。
かかった費用や船内のドレスコード。
予約方法や乗船前準備、疑問に答えるQ&Aまで。
ガンツウ旅の総まとめとなる【第4部 完全ガイド編】をお届けします。
夫婦で体験したからこそ分かる、リアルな情報を詳しくレポートします。
ガンツウの魅力はまだまだ続きます
ぜひ合わせてチェックしてみてください


































































































