【旅の準備】世界一周前に歯科健診を受けるべき 6つの理由

こんにちは えだ旅(@edatabi_jp)です。

 

 

今まで 世界一周準備に関しての記事をまとめていましたが 大切なことを書き忘れていたことに気付きました。まず 世界一周や長期海外渡航予定が決まったら ぜひ早めに取り掛かって欲しいこと。それが「歯科健診を受けること」です。

 

 

「歯科健診?? 痛い歯がないから大丈夫でしょ!!」と思っている方もいることでしょう。

 

 

そこで 今回は 世界一周前に歯科健診を受けるべき 6つの理由についてまとめました。世界一周中の不安要素を最小限にするためにも ぜひ読んで欲しい。そんな気持ちでお届けします。

 

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世界一周前に歯科健診を受けるべき6つの理由

痛みなどの歯のトラブルを感じれば 歯科受診をする動機になります。しかし 症状がない場合は 定期的な歯科検診を受けていない方も多いのではないでしょうか。

 

そんな方にこそ 世界一周前の歯科健診は必須です。

今回は その理由を6つ挙げていきます。

 

歯科健診を受けるべき6つの理由
  1. 歯のトラブルを早期発見+治療できる
  2. 今後の虫歯が予防できる
  3. 退職間近だと 治療中に保険が切れる可能性がある
  4. 海外での歯科治療費は高額
  5. 海外旅行保険では 虫歯治療は保険適応外
  6. 歯科治療自体が受けられないことも...

 

それでは それぞれの理由について 細かくみていきましょう。

 

理由その① 歯のトラブルを早期発見+治療できる

歯のトラブルを早期発見+治療できる歯科検診に行くことで まだ症状の出ていない初期の虫歯や親知らずによる歯茎の炎症などを 早期発見+治療することができます。

 

 

というもの 虫歯で痛みを感じるまでには 実は少し時間がかかります。

虫歯の進行段階(痛みを感じる前)
画像出典: 悠デンタルクリニックHP

 

驚いたことに エナメル質に小さく穴が空いた段階では 冷たい物がしみることがある程度なんですね。これだと「知覚過敏かも?」くらいの認識になってしまうこともありそうです。

 

歯の1本1本を 日々自分でしっかり観察できる人も少ないでしょう。そうなったら プロにお任せして 問題ないかを全てチェックしてもらうのが確実。

 

 

また 早期治療のメリットもたくさんあります。

 

早期治療のメリット
  • 痛くなる前に治療することができる
  • 初期の虫歯であれば 比較的処置が簡単
  • 初期の虫歯であれば 通院期間も短くて済む
  • 完治までにかかる治療費が少なくて済む

 

 

治療が必要となった場合には 一定期間が必要になります。このため 少なくとも出国3-4カ月前には歯科検診を受けておきましょう。なお あまり早すぎると 歯科検診後に歯のトラブルが生じる可能性もあるためご注意ください(笑)。

 

理由その② 今後の虫歯が予防できる

今後の虫歯が予防できる

歯科検診で 治療が必要な歯がなかった場合でも メリットはあります。

 

 

それは 歯垢+歯石除去などのクリーニングを通して 普段の歯磨きでは取りきれない汚れを除去することができ 今後の虫歯予防になるということ。

 

歯のクリーニングを受けた後は 今まで汚れが付いてたことを実感できるくらい 歯がツルツルになります。わが家では 半年ごとに歯科検診+クリーニングを受けていますが その程度の間隔しか空いていなくてもしっかり違いを実感できます。

 

 

また 歯垢が付きやすい場所の確認やブラッシング指導により 世界一周中の口内環境を整える知識が得られ より自己管理能力が向上します。

 

意外に 歯を強くブラッシングしすぎて傷つけていたり 気付かないうちに歯ぎしりをしていて 歯根が傷んでいるなんていうこともあったりします。そういう部分は プロの指摘を受けて改善しないと なかなか自分で気付きにくい部分ですよね。

 

理由その③ 退職間近だと 治療中に保険が切れる可能性がある

保険が切れてしまったら 治療はどうする??

社会人になってからの世界一周では 退職して出発する方が多いかと思います。その場合 基本的には 退職後 健康保険の未加入期間が生じます。

 

そうなると 治療にかかる費用は自己負担(10割負担)です。これは 世界一周出発前には痛い出費となるため 少なくとも退職までには 歯科検診+治療を済ませておく必要があると言えます。

 

 

ちなみに 健康保険の未加入期間を防ぐ方法として以下の3パターンがあります。

  • 退職時に加入している健康保険の任意継続被保険者になる(諸条件あり)
  • 居住する市区町村の国民健康保険に加入する
  • 配偶者や親族の健康保険の被扶養者になる(諸条件あり)

上記の場合であれば 万が一 退職後に治療が継続になっても問題はありません。

 

理由その④ 海外での歯科治療費は高額

海外での歯科治療費は高額

日本での虫歯治療費は 数千円程度(程度にもよる)。

 

しかし 先進国で虫歯になった場合 10-20万円程度の治療費が必要になります。歯科治療のため 仕方なく日本に帰国されたケースもあるようですが 日本に帰国する費用の方が高かったり 帰国する時間が取れない場合もありますよね。

 

そうなると 自己負担で現地の歯科治療を受けることになります。世界一周をしている最中で その高額な治療費を支払う ゆとりがあるかというと かなり難しいところです。

 

理由その⑤ 海外旅行保険では 虫歯治療は保険適応外

海外旅行保険では 虫歯治療は保険適応外

「高額な治療費でも気にしない。海外で歯が痛くなったら 海外旅行保険を使うから大丈夫!」と思っている方は 要注意。

 

海外旅行保険の補償内容(治療/救援費用)には 基本的に一般的な歯科治療(虫歯 親知らずなど)は含まれていないため 海外旅行保険に入っていても 虫歯での治療費は自己負担になります。

 

 

また 特約として歯科治療に関する補償を付けることも可能です。しかし 特約内容が下記のような海外旅行保険が多いため注意が必要です。

 

海外旅行保険の歯科治療特約で多い内容
  • 待機期間が設けられている:
    90日の待機期間を設けている特約が多く 保険開始日から91日以降に発症した物が対象となる(=90日以内に発症したものは対象外)
  • 保険金支払い額が治療費全額ではない:
    歯科治療費として支払った金額の50%が保険金として支払われるものが多い(=50%は自己負担になる)
  • 限度額の設定がある:
    保険金支払いの限度額が10万円設定の物が多い(1回あたりや1年あたりなどの違いあり)

 

特約を付けたことによって 海外旅行保険の価格は上昇。そして 海外で2本虫歯を治療して20万円かかったとしたら 一旦窓口で全額支払い。そして 後日帰ってくるのは 半分の10万円...なかなか 割に合わない感じが否めません(汗)。

 

理由その⑥ 歯科治療自体が受けられないことも...

歯科治療自体が受けられないことも...

最後に ここが大事なポイント!!

 

世界一周のように多くの国を旅する場合には 必ずしも滞在先の国が医療環境の整った国ばかりではないということ。歯科治療の先進国に滞在中であれば お財布は痛いけれど お金を支払えば治してもらえます。

 

 

けれど 衛生環境や医療環境の整っていない国だったら...??

 

 

そんな時に もしも歯のトラブルが発生してしまったら 適切な治療も受けられず 我慢するしかなくなります。これが 世界一周における歯のトラブルで 1番怖いパターンです。

 

まとめ: 世界一周前には必ず歯科検診を受けよう

世界一周前には必ず歯科検診を受けよう今回は 世界一周前に歯科健診を受けるべき 6つの理由についてまとめました。

 

歯科健診を受けるメリットはあっても メリットを超えるほどのデメリットはなかったのではないでしょうか。

 

 

わが家も 世界一周前には 事前に歯科健診を受けました。
その際 虫歯+親知らずの指摘を受け かなりの期間をかけて治療+抜歯を行うことに...

 

私は もともと歯医者さんが苦手で 受診が先延ばしになるタイプ。このため 歯科健診も旦那さんに連れられて行きました(汗)。今となっては「あの時 ちゃんと治療しておいて良かった」としみじみ思います。

 

守りは 最大の武器。

 

歯科健診で治療+予防体制を整えて 歯のトラブルとは無縁な口内環境で 思いっきり旅を楽しみましょう。

 

 

\旅の準備に関しては 他の記事も書いています/

 

 

それでは 本日もお付き合いいただき ありがとうございました。

 

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