

こんにちは
夫婦ブロガーえだ旅(Xアカウントはこちら)です
世界一周の計画期間は 今後のことを考えてわくわくしますよね。しかし 出発が近づいてくると 想像よりも準備や手続きが多くて焦リ始めてきた...という方もいるのではないでしょうか。
そんな時は 必要事項を書き出してみると 現在の進行状況が把握しやすくなります。まさに 「世界一周のチェックリスト」です。
そこで 今回は 世界一周経験者が振り返る 準備/手続きチェックリスト その①として「必ず準備すべき」あるいは「必要時 準備しておくべき」と感じたことを 時系列でリストアップしました。スムーズにモレなく準備が整えられるよう わが家の実体験を活用していただけると幸いです。
まず 私たちが世界一周前に「必ず準備すべき」あるいは「必要時 準備しておくべき」と感じたことについて。時系列(上から取り掛かる)でリストアップしたものが 下記となります。
必ず準備すべきこと
必要時 準備しておくべきこと
こうしてみると 結構なボリュームですね(汗)。
「準備することがたくさんあるなぁ...」と思うかもしれませんが 前もって少しづつ準備をしておけば大丈夫。「やらないといけないこと」と割り切って コツコツ取り組むのがポイントです。
平日勤務の方の場合:
役所関係の受付が平日限定なことも多いため 時間を合わせるのが大変です。また 申請の機会(曜日限定や受付時間が短い)が限られているものもあるため タイミングが限られた手続きから優先して済ませていくことがポイントです。
タスクをクリアしていくゲーム感覚で 順番に手続きを済ませていきましょう。
なお 今回は 世界一周に出る数カ月前をイメージしているため ルートの作成や情報収集に関しては割愛しました。
それでは 次からは 具体的に各種準備/手続きについてみていきます。
まずは パスポートの準備から。
パスポートがなければ 航空券も購入することができません。世界一周に行くと決めたら 勢いをつけるためにも 早めに取り掛かりましょう。
まだパスポートを持っていない方は パスポートの作成から始めましょう。パスポートの申請窓口の場所については 外務省のHPにまとめられています。
詳しくはこちら: パスポート申請先都道府県ホームページへのリンク|外務省
パスポートの新規作成時の手数料は 10年用16,000円 5年用11,000円となります。
なお パスポートの新規作成時には 同時に増補(ページを増やす)手続きも行うことが可能です。このため ビザが必要な国を多く訪問予定の方は 利用すると良いでしょう。その際は 増補分(40ページ)の手数料として 手数料+2,500円がかかります。
詳しくはこちら: パスポートの申請から受領まで|外務省
今後 パスポートの増補制度は廃止になる予定です。
その理由として 海外では偽装パスポートと思われてしまうこともあるためです。今のところ 制度廃止の日程は不明ですので 出発前に再度確認されることをおすすめします(2020.5.13現在)。
最近では ハネムーンとして世界一周に出発する方も多くなってきました。
そこで 忘れてはいけないのが 苗字が変更となった後に パスポート上の氏名の変更(本籍地が変わった場合は 本籍地の変更も)も行う必要があるということです。
氏名や本籍地の変更を行う場合 手続きの方法は2種類あります。このため 世界一周の期間や残りのパスポートのページ数などを考慮して どちらにするかを選択すると良いでしょう。
世界一周で多くの国へ行くことを考えると 出入国スタンプやビザ取得でパスポートのページがなくなってしまう可能性も。
そんな中 多くの国がビザの申請条件として「見開き1ページ以上の空きがある」という条件を挙げています。このため パスポートのページに余裕のない方は 増補(ページを増やす)をしておくと安心です。
増補は1冊につき1度だけ行うことができ 手数料+2,500円で40ページ増やすことができます。
わが家では 世界一周前にパスポートを作り直しして 計40カ国(その内 VISAが必要な国は2カ国のみ)を訪問。増補はせずに出国して 帰国時には見開き8ページ(計17ページ)が残っている状況でした。
VISAを2カ国しか取っていなくても この程度のパスポートページは使ってしまいます。このため 同じ程度の国数でVISAが必要な国へより多く訪問予定の方は 増補しておくことをおすすめします。
今後 パスポートの増補制度は廃止になる予定です。
その理由として 海外では偽装パスポートと思われてしまうこともあるためです。今のところ 制度廃止の日程は不明ですので 出発前に再度確認されることをおすすめします(2020.5.13現在)。
続いては 世界一周の際に持って行くカード+ネットバンキングの準備です。
まず 世界一周に持っていくべきカードとしては クレジットカードとデビットカード(日本国内の銀行口座から現地通過を引き落としできるカード)が挙げられます。クレジットカードに関しては VISAとMasterを持っていれば汎用性が高いので 1枚ずつ準備するのがおすすめです。
そして クレジットカード払いでは ポイント付与があるため カード選びもとても重要になります。
世界一周中は たくさん出費の機会があります。それならば この機会を利用して よりお得になるクレジットカードを選ばないともったいないです。このため 皆さんも それぞれの旅のスタイルやライフスタイルに合わせて 最適なカードを探してみてください。
夫婦それぞれで持参したカード
わが家では「どの会社が発行しているカードが 1番お得になるか」という視点で メインカードを検討。その結果 マイルを貯めることに重点を置き メインのクレジットカードは「JALカード」としました。
なお 今 世界一周に行くとしたら 追加でデビットカードを持参します(2020年5月現在)
デビットカードでおすすめなのが「SonyBankWallet」のVISAデビットカードです。現地支払いの際 為替手数料がリーズナブル+海外事務手数料が無料。わが家では 最近の海外旅行は このカードばかり使っています。
また 銀行口座に関しては 海外からの送金やクレジットカードの引き落とし額の確認のためにも 必ずネットバンキングが利用できるよう準備しておきましょう。
カードや銀行の登録住所が 世界一周前に住んでいた住所のままとなっていると 万が一何らかの連絡が来た場合に支障をきたすことになります。このため 今まで使用していたクレジットカードや銀行を解約しない場合は 忘れずに「連絡を受けられる場所」に住所変更しましょう。
わが家では 世界一周中は 実家に住所変更をして対応しました。
皆さんのスマホは 大手キャリアですか?
それとも 格安SIMを利用されていますか?
いずれにせよ 基本的には月額基本料金がかかります。
この料金が 世界一周中もかかるとしたら。これは もったいないですよね。
わが家では 世界一周前は 2人ともSoftBank(以下 ソフトバンク)を使用していました。このため 世界一周出発前 ソフトバンクへ相談に行き 教えていただいたのが「電話番号/メールアドレスお預かりサービス」でした。
「電話番号/メールアドレスお預かりサービス」とは 世界一周期間中 電話番号とメールアドレスをソフトバンクに預けてしまうというもの。このサービスを利用すると スマホを解約することなく 月額使用料(390円)のみで海外へ持っていくことが可能になります。
詳しくはこちら: 電話番号/メールアドレスお預かりサービス | ソフトバンク
なお このサービスの手続きは 成田空港にあるソフトバンクカウンターで行うことができ 日本出発直前まで 普段と同様にスマホを使用することができました。
電話番号やアドレスを預けても Wi-Fi環境があれば 調べ物をしたり LINE(ライン)でメールや電話をすることも可能です。海外では 日本よりもFree Wi-Fiが充実している場所が多く 宿泊先でもおおむね使用することができたため そこまで困ることはありませんでした。
わが家では キャリアはソフトバンクのまま使用し プランを上記のように変更(=夫のみ電話番号/メールアドレスを残す)。この方法で 世界一周中のスマホ月額使用料は 夫: 5,733-7,491円 妻: 392円(ユニバーサル使用料2円追加にて)となりました。
妻のみ「電話番号/メールアドレスお預かりサービス」を使うこととした理由は 世界一周中に 万が一スマホの電話番号が必要な手続きやスマホのメールアドレス宛に連絡が来る可能性を考えたため。どちらか一方は 残しておいた方が良いかと判断しました。
とはいえ この頃(2015年1月)は まだ日本ではSIMフリーの端末がほぼ出回っておらず 選択肢自体が少ない状況でした。このため 今世界一周に出発するなら...
2020年5月現在 大手キャリアを使用するメリットは激減しています。このため 大手キャリアの契約を継続する必要性は薄いでしょう。
また 先述した通り 海外では Wi-Fi環境が充実している場所が多く 各国で使用できるSIMカードもリーズナブルに販売されています。このため 大手キャリアに限らず コストのかかるキャリアの電波を使わなくても 世界を旅することは可能です。
そんな 現在の通信状況を検討すると
という流れが 世界一周中のみでなく 帰国後にかかるランニングコストを考えても コスパが良いかと思います。
なお SIMフリー端末と格安SIMについては こちらの記事でまとめています。Iphone購入の初期費用はかかりましたが 帰国後すぐに楽天の格安SIMに変更し ソフトバンク使用時に比べ 2人合わせて16,000円/月ほどリーズナブルになっています。
続いては 各種料金をクレジットカード払いに変更しましょう。
もし 世界一周出発後にも 何らかの継続的な代金が発生する場合は クレジットカードから各種料金が引き落とされる(=支払われる)ようにした方が もれなくポイントが貯まりお得です。このため スマホの契約を継続する場合などは この手続きを忘れないようにしましょう。
また 今まで使っていたカード(=世界一周に持参しないカード)が支払いカードに設定されたままとなっている可能性もあるので 再度チェックしておきましょう。
わが家では マイルを効率良く貯めるため 世界一周中の支払いを「JALカード」に集約していました。
しかし スマホの月額使用料の支払いを JALカードへ変更するのを忘れてしまいました。気づいた段階でソフトバンクへ変更手続きの連絡をしたのですが 海外からだと変更ができないとのこと。このため 帰国後には利用機会が無さそうなクレジットカードに どんどんポイントが貯まっていくという...(しかも 海外からは利用不可なポイント(泣))。
1年6カ月分のスマホの月額使用料が マイルや使えるポイントになれば きっと有効活用できたはずですよね。
こんな風にならないように 皆さまくれぐれもお気を付けください(笑)。
今回は 世界一周経験者が振り返る 準備/手続きチェックリストをご紹介しました。
なお 振り返りまでに 今回の記事では
についてお伝えしました。
内容にボリュームがあるため 次回の記事で続きをまとめています。
《世界一周準備》経験者が振り返る 準備/手続きチェックリスト その②
わが家でも 準備の際には 世界一周に関するブログや本に とてもお世話になりました。そして ようやく世界一周へ出発!!したのですが...準備状況をしっかりリスト化(=見える化)できていなかったため 最後までバタバタになってしまった思い出があります。
このため これから世界一周を予定している方には 時間に追われず ゆとりを持って。準備をしつつも 残りの日本滞在を楽しめる。そんな風に過ごしてもらえたらと思います。
\旅の準備に関しては 他の記事も書いています/
それでは 本日もお付き合いいただき ありがとうございました。