この記事の目次
はじめに
久しぶりに タイムリーなご報告。
昨日 千葉県富里で行われた 富里スイカロードレースに参加してきました。富里はスイカの名産地ということで 今回の目的は給水ならぬ"給スイカ"を楽しむこと。
とはいえ 6月下旬の梅雨のジメジメ真っ只中に開催される こちらの大会。10kmと距離は長くはないものの 暑い時期のマラソン大会の経験はなかったため 少し心配でしたが...なんとか 無事 完走することができました。
そして 今大会の目標は 1時間以内にゴールするということ。
はたして 時間内にゴールすることはできたのでしょうか?
それでは 今回は おすすめの移動方法や富里スイカロードレースに参加した時の様子 実際に参加してみて感じたことについて まとめてみました。
今回参加したマラソン大会はこちら
富里スイカロードレース公式HP: 第35回富里スイカロードレース【公式】
今回 参加したのは "富里スイカロードレース"
千葉県富里市で開催され のどかな風景の中を走りながら 給水の代わりに"給スイカ"を楽しむことができる人気の大会です。ランナー募集は抽選となっており 抽選倍率は毎年1.5-2倍程度とのこと。
なお こちらの大会には いくつか種目がありますが 今回は私たちの参加する"10km一般の部"についてみていきたいと思います。
10km一般の部:
・参加人数: 5,000名(男子女子合わせて)
・エントリー期間: 2月下旬-3月初旬
・参加料: 5,000円
・開始時間: 9:40
・制限時間: 80分
"10km一般の部"は 年齢制限39歳までとなり 40歳以上の方は"40歳以上の部"への参加となります。両者では開始時間が変わりますが(40歳以上の部は10:30開始) その他の条件は変わりありません。
スイカロードレース会場への移動について
今回 私たちが使った移動手段は 東京駅-スイカロードレース会場間の臨時バスでした。
こちらは 会場までの直通バスのため 当日大会会場に向かう場合には乗り換えなどのストレスなく移動することができます。
そして 臨時バスを利用する最大のメリットは 確実に座って移動できるということ。座席前面には ドリンクホルダーや小さな荷物を入れられるポケットがついており 座席はリクライニング可能。東京駅-スイカロードレース会場間の移動時間は1時間20分程度のため 早起きした場合もバスの中で眠ることができます。
このため 大会前の疲れを最小限にしたい方には とてもおすすめの移動手段かと思います。
申し込み先: 京成トラベルサービス
運行詳細:
画像出典: コース&アクセス | 第35回富里スイカロードレース
しかし 例年 臨時バスはすぐに予約が埋まってしまいます。このため 臨時バスの利用を考えている場合には 抽選に当選した段階で 早めに予約をするようにしましょう。
臨時バスは 京成トラベルサービス が運行しています。スイカロードレース前には予約用の特設ページができるので そちらから予約しましょう。
マラソン大会前の様子
6月上旬 大会グッズが到着
大会エントリー後 抽選に当選すると 6月上旬に申し込み住所あてに必要物品が届きます。中には ナンバーカードやランナーズチップ コースの詳細などが記載された各種パンフレットなどが入っていました。
このため 大会前日や当日に 会場へナンバーカードの受け渡しに向かう必要はありません。遠方から向かう場合 事前に会場に向かうのはひと手間になってしまうため これは嬉しいですね。
その分 大会当日に必要物品を忘れないように気をつける必要がありますが...もし忘れてしまっても大丈夫。大会当日は 再発行料1,000円で再発行が可能です。
マラソン大会当日の様子
そして いよいよマラソン大会当日!
前日は早めに眠るようにして コンディションも良い感じ。あとは パラパラと降っている雨が止んでくれると嬉しいな。
それでは ここからは 大会当日の過ごし方と 実際に大会に参加した時の様子をお届けします。
4:00 起床
富里スイカロードレース(以下:スイカロードレース)一般の部は 9:40スタート。このため 東京から向かうとしても時間に余裕があるように感じますが...東京駅-スイカロードレース会場間の臨時バスの運行時間は6:00。そうなると 思った以上に早めに出発をすることに。
出発時間に合わせて 早起きをしたら 朝ごはんにはエネルギー補給に炭水化物を。
この日の朝ごはんは おにぎり1個とプリン1個。これに ちょこちょことこまめに水分補給をして いよいよ出発です。
マラソン大会当日の朝ごはんについて:
ここで 大会当日の朝ごはんについて 少しだけポイントをチェック!
朝ごはんのベストなタイミングは スタート時間の3-4時間前 遅くても2時間前には食べておきたいもの。
その理由は
①直前に食べると胃に食べ物が残る→お腹が痛くなるなどの不調の原因となるため
②食べたものがエネルギーに変わるまでに時間がかかるため
おすすめの朝ごはんは
①炭水化物(ごはん うどん パンなど): 走るためのエネルギー(グリコーゲン)になる
②糖質(バナナ カステラ クッキーなど): 脳を活性化する
③クエン酸(柑橘系のジュースなど): グリコーゲンの蓄積を促す作用がある
そして スタート時間の1時間ほど前にバナナなどの消化吸収の良い糖質 スタート直前にアミノ酸(ジェルやスティックなど)補給をして準備完了。
なお 水分補給もしっかりと。
朝起きてからコップ1杯 朝ごはんの時にコップ1杯...という感じで こまめに水分補給をするようにしましょう。トイレに行きたくなるんじゃないかという気持ちと葛藤になるけれど ここは水分補給を優先しましょう。
6:08 東京駅を出発
臨時バスは ほぼ時間通りに東京駅を出発。
車内では 朝ごはんを食べ始める人がいたり 音楽を聴いてリラックスをしている人がいたりと 皆さん思い思いに過ごしていました。
荷物は頭上の棚に置くことができるため 足元には適度なスペースが。このスペースを使って 軽く伸ばしたり マッサージをしたりしたら良いんだろうななんて思いつつ 適度なバスの揺れにすぐにウトウト...眠ってしまったのでした(笑)。
7:30 スイカロードレース会場に到着
ほぼ時間通りに スイカロードレース会場に到着。
あいにくのお天気ですが この後も雨が降らないように祈りつつ 会場を散策してみることに。スタート時間までは まだ2時間以上余裕があるので ゆっくり見て回れそうです。
まずは バスを降りてすぐのところにある 産直センターに寄り道することに。
こちらでは 朝早い時間にも関わらず たくさんのスイカの試食が配られていました。どんどんカットされていくスイカは ずっと見ていたくなる手際の良さでした。
それでは 初めての給スイカ体験。
いただきまーす♡
そして 同じ広場では トウモロコシの試食もありました。
富里市はトウモロコシの生産でも有名な場所だそうで こちらでは2種類のトウモロコシの食べ比べができます。
スイカもトウモロコシも 甘くてジュージーで大満足。
しっかり 水分と栄養補給ができました♡
それでは そろそろ会場内へ向かいましょう。
7:45 大会Tシャツの受け取り
会場内に入ったら 時間が迫ってくる前に まずは大会Tシャツの受け取りに向かいます。
各サイズ毎に ずらりと引き換えのテントが並びます。旦那さん:Mサイズ 私:Sサイズのため いったん別れて 各サイズのテントへ向かうことに。
大会Tシャツの引換券はナンバーカードに付いているため そちらを切り取って引き換えになります。
スタッフの方の人数も多く 到着時間も早かったため 待ち時間なくスムーズにTシャツの引き換えができました。
大会Tシャツは ミズノのロゴマークがシンプルなビニールバック入り。肩に掛けられるため 持ち運びが便利で助かります♡
この他に スイカロードレースの冊子と 所さんのCMでおなじみの経口補水液OS-1が入っていました。暑くて湿度の高い時期の大会なので OS-1で熱中症対策も万全ですね。
この後 スタート直前で慌ただしくなるのは避けたかったので 先に着替えと荷物整理を済ませることに。この日の女子更衣所は かなりの混み合い具合。このため 早めの着替えをおすすめします。
着替えが終わったら 走る前に最後のエネルギー補給。
アミノ酸とクエン酸にがんばっていただきましょう(笑)!
8:15 スイカロードレース会場内を満喫
着替えが済んだら 会場内を歩いてみることに。
まるで 市民マラソンと縁日が一緒になったような 出店が立ち並んで賑やかな会場内。こんな風な会場のマラソン大会には出たことがなかったため あちこちよそ見をしてしまいます(笑)。
おいしそうなメニューが並ぶ中 スタート前なのに 何か食べたい欲がふつふつ...いや ガマンガマン(汗)。
スイカロードレースのキャラクター とみちゃんの公式グッズブースもありました。
わりと手抜き感満載なキャラクターなのに ずっと見ているうちに かわいく見えてくるから不思議です。
ちなみに とみちゃんは マラソンが好きな 永遠の13歳です(笑)。
こんな記念撮影用のブースもありました。まだ スタート前だけど 完走記念の写真を撮ってみたりして。
さすがに スタート前に撮ると 緊張で顔がこわばっています(笑)。
そして この日は職場の先輩達と一緒に大会に出場。
とはいえ 先輩たちとはスタート時間が違うため バラバラになる前にみんなで集合写真。フォトジェニックな写真に チャレンジしてみました♡
2人だけだと なかなか撮れない ツーショット写真。
この他にも いろんな写真を撮って盛り上がり 夫婦だけでの大会参加とはまた違う雰囲気を実感。先輩達の応援を受けて 元気をもらいました。
それでは 行ってきまーす。
9:30 スタート地点にスタンバイ
スイカロードレースでは スタート地点への整列開始時間がしっかりとは決まっていません。このため 自分で気をつけて ある程度時間に余裕を持って スタート地点に向かう必要があります。
時間が読めないタイプの私としては 時間が決まっている方が嬉しいなぁ...なんて ついつい思ってしまいます(笑)。
そして スタート地点に到着。
また タイム毎にあらかじめ指定ブロックが決められている訳でもありません。このため どこからスタートすることも可能ですが 自分のタイムに見合った場所からスタートする方が 他のランナーの方に迷惑をかけることなく 自分も走り出しやすくなります。
このため スタート地点の横に立てられている参考タイム("50分台" "55分台"など)を参考に どこからスタートするかを決めましょう。
また しっかりと仕切りなどでブロック分けがされていない分 ランナー同士の間隔にゆとりがあり 軽いストレッチなどもしやすかったです。
それでは いよいよスタートです。
9:40 10km一般の部スタート
定刻通りに バーン!という合図とアナウンスが流れ 10kmマラソンスタート!
...なのですが 実はスタート前からジリジリと前に進み始めるという おもしろ事態が発生。スタート前にあった ランナー同士の間隔が詰まる結果なのかな?なんて思ったりして。そのおかげか スタート1分15秒後には 無事スタートゲートをくぐることができました。
これは 幸先良いスタート。
よーし ここから1時間 がんばろう!
スタート地点を通過して 2km付近の登り坂を登り終えるあたりで ランナーの集団がばらけ始めました。こうなると 後はマイペースで走るのみ。もともと ハイペースではないので できる限りのペースで でも走りきれるペースを心がけて走っていきます。
この後は なだらかなコースが続くので走りやすくなりますが 今回は5-6kmのところがなんだか長く感じてしまった 私。
ここで集中力を切らさずに 最後までがんばろう。
10:27 給スイカ所(8.5km地点)に到着
ずいぶん走って 疲れてきたなぁ...と思っていると 目の前にスイカの目印を発見!
給スイカ所の手前から コースを走るランナー用と給スイカを楽しむランナー用にコース案内の札を持ったスタッフがいます。安全のため 指示に従って進んでいきましょう。
私たちは もちろん 給スイカ一直線。
"やったー お待ちかねの給スイカ所だー!"と ついつい走る速度が速まってしまう 私たちなのでした(笑)。
給スイカ所には きれいにカットされたスイカがずらり!!
スタッフのお母さん達の笑顔にも ほっこり癒されます♡
それでは 給スイカ いただきまーす♡
そして 給スイカで元気を出したら 9km地点で最後の上り坂。この上り坂 距離はそこまでないけれど 疲れた身体に効くー...という訳で 坂道で大幅にペースダウン(笑)。
あと1kmあるのか...なんて くったりしていると見えてきたのは...
まさかの 栄養ドリンク無料配布!
商店の軒先で 栄養ドリンクを配布してくれているのです。なんて温かい 地域の方の応援。そして 協賛していただいて ありがとうございます。
ここに来ての 栄養ドリンク最強説(笑)。
ごくごく飲んで 完全復活!
あとは ゴールを目指すのみ!!
ちなみに 栄養ドリンクが苦手な方は 隣で麦茶も配布してくれていますので そちらをご利用ください。地域の方のご協力に ただただ感謝です。
10:36 ゴール
2018富里スイカロードレース フィニッシュ動画
そして 旦那さんと一緒に 無事に10kmをフィニッシュ!
記録: 56分33秒
ネットタイム(スタートラインを切ってからのタイム): 55分13秒
無事に 1時間以内にゴール!
練習も含めて 今までの10kmランで1番の好タイム。
今回は 自分にとっては少しハイペースだったので疲れたけれど 良い結果が残って嬉しい大会となりました。
ゴールすると その先では麦茶が配られており スイカサービスコーナーに行くとスイカが食べ放題。カラカラになった身体に たくさん水分補給ができるのは嬉しい。
いくつ食べても食べ飽きないくらい おいしいスイカを食べられて大満足♡
そして スイカを満喫した後は 出店をのぞいてみることに。スタート前から気になっていた出店ブース。お腹もペコペコ。何を食べようかな?
何件か見ていると モツ煮をグツグツ煮込んでいるお店を発見。
モツ煮大好きな旦那さんは モツ煮のお店へ一直線。
迷うことなく モツ煮をオーダー。
ひと口食べると コクのあるスープにほっこり。とても柔らかく煮込まれたモツは 臭みも全くなく とても食べやすかったです。
この他にも 唐揚げとポテトをお持ち帰り。バスの集合時間まで間もなかったため そちらはバスの中でゆっくり食べることにしました。
そうこうしていると 目の前にオフィシャルカーが並んでいるスペースを発見。これは 記念撮影するしかありません。
とみちゃんが主役のオフィシャルカー。
これは スイカロードレースらしいオフィシャルカーですね。かわいらしいです。
このオフィシャルカー からの...
まさかのフェラーリ!
ギャップありすぎです(笑)。
12:10 スイカロードレース会場を出発
唐揚げとポテトを持って ほくほくしながら 臨時バスに乗車。
それにしても 実際 臨時バスを利用してみると 思いの外ゴールからバスの出発時間までが早かったので もう少しゆっくりできるといいなと感じました。会場にはたくさん出店が出ていたので 食べ歩きをしたり 軽くお疲れ様ビールがしたかったのですが...それは また後ほどということで。
特に "40歳以上の部"に出場する場合は スタート時間が50分遅れるため よりタイトなスケジュールになるかと思われます。このため タイムによっては 他の移動手段を検討した方が良いケースもあるかもしれません。
ということで バスは定時に会場を出発したのでした。
13:30 東京駅に到着
帰り道もウトウトしているうちに あっという間に東京駅へ到着。
帰りはのんびりできないものの 臨時バスって やっぱり快適...すっかり疲れも取れたので この後はお待ちかねのお疲れ様ビールの時間です。
14:00 お疲れ様会開始
この日のお疲れ様会会場は 大好きな"いきなりステーキ"
動いた後は良質なタンパク質をということで 赤身肉のかたまり肉を ビールと一緒にいただきました。
それでは 今日も1日 お疲れ様でした。
記録の確認方法について
スイカロードレースでは 記録証は後日郵送となるため 当日は受け取ることができません。
この場合 "せっかくがんばって走ったのに 正確なタイムが分からないー..."と少しがっかりしてしまう方もいるかもしれません(私もそんな1人でした(汗))。
会場ですぐにタイムを確認できないのは残念ですが 記録証が届く前にタイムを確認できる方法があります。
画像出典: 第35回富里スイカロードレース - ランナーズアップデート
こちらのランナーズアップデートでは ナンバーカードの番号を入力すると タイムを確認することができます。
ランナーズアップデートを利用する場合は 当日の夕方には公式ホームページ上にリンクが設置され 上記のページに飛べるようになっています。このため 早めに確認をしたいという方にはおすすめです(なお こちらでは順位の確認はできません)。
最後に
今回は 少し短めの距離をがんばって走るという ハーフマラソンとはまた違う経験ができた大会でした。そして 距離には関係なく どの大会にも共通して 応援してくださる方の声援は力になるなぁ...と実感した大会となったのでした。
ランニングを始めて もうすぐ2年。
普段走っている中では 今ひとつ成長を感じていなかったけれど タイムや疲れ具合を振り返ると 少しづつ成長してる気もします。ありがたいことに ランニングは夫婦共通の趣味となってきているので これからもマイペースに目標設定をしつつ 楽しんでいきたいなと思います。
そして 今年度は 目指せ夫婦でフルマラソン!
...はてさて。どうなることやら(笑)。
もし 東京マラソンに出られなかったら その時は応援係をがんばろうと思います。
それでは 本日もお付き合いいただき ありがとうございました。