【タイ】最後の秘境「リペ島」ダイビングの聖地「タオ島」行くならどっち??

 

2016年1月(リペ島) 4月(タオ島) 1THB≒3.2円

 

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はじめに

日本から 飛行機であれば約6時間で向かうことができる国タイ。LCCが就航していることや 物価自体もリーズナブルなため 時間的にも価格的にも 少し気軽に行くことができるのも嬉しい。そんなタイ南部にはさまざまな離島があり 離島めぐりを楽しむことができます。

しかし あまりにもたくさんの離島があるため "どの島がいいのかな...?"なんて悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。しかも プーケット島やピピ島 サムイ島などのメジャーな離島以外 なかなか細かい情報が載っていなかったり...

そこで 今回は 私たちが行った リペ島とタオ島について それぞれの違いや そこから行くことができる離島などの情報についてまとめてみました。

リペ島とタオ島 それぞれの場所はこちら↓

リペ島(Koh Lipe(コ リペ))

リペ島は アンダマン海に浮かぶ小さな島で タルタオ国立公園の51個の島の中の1つ。

タイの最南端 マレーシアとの国境近くに位置し タイの首都バンコクからは離れた場所にありますが マレーシアのランカウイ島からは近いため ランカウイ島から直接フェリーが出ていたりもして 実はマレーシアからの方がアクセスしやすい島です。

"最後の秘境"とも言われるリペ島。その真っ白な砂浜と透き通る海 青く広がる空の景色はまさに楽園そのもの。

おしゃれなリゾート感が満載のリペ島は 非日常を味わえる場所です。

リペ島へ上陸するロングボート

リペ島へ上陸するためのロングボート。カラフルでかわいい飾り付けに 南国気分が盛り上がります。

小魚がくっきり見える透明感の海

ロングボードの周りには小魚がくるくる。海の透明度にびっくり!!

ビーチの様子

サンライズビーチの様子

サンライズビーチには 思い思いにくつろいで過ごす人たちの姿が。

透き通ってサラサラの海水にテンションUP

海の上から 海底を見渡すことができるほどに透き通った海。海水は全然ベタつかず 海のにおいもしません。

ビーチでのんびりぼんやりタイム

ヤシの日陰にタオルを広げて 波の音を聴きながらぼんやり。このブログの表紙にもなっているヤシの木の写真は ここリペ島で撮影したもの。

海を目の前にブランコではしゃぐ旦那さん

サンライズビーチが目の前に広がる場所には こんなかわいいブランコも♡もちろん 旦那さんは大はしゃぎです(笑)

夕日を観に行ったサンライズビーチ

サンセットビーチに 夕日を観におでかけ。サンセットビーチは なんとなくヒッピーっぽい 素朴でピースフルな雰囲気のあふれるビーチ。

リペ島は ダイビングの人気スポットでもあるため ダイビング目当てで行くのも良さそうです(私たちはダイビングはしていませんが...(笑))もちろん シュノーケリングでもたくさんの色鮮やかな魚を見ることができ まるで熱帯魚の水槽の中を泳いでいるような景色は 今でも忘れられません。

町の様子

リペ島は 島全体を歩いて回ることができそうなくらいコンパクトなサイズなので とても過ごしやすいのが特徴。島の中心であるウォーキングストリートには おしゃれな飲食店やかわいい雑貨屋さんが軒を連ねており どこに入ろうか迷ってしまうくらい。飲食店はWIFIが整っているところが多く 居心地の良いカフェがたくさんあるため お天気の悪い日にはカフェでのんびり情報収集ができるのもありがたかったです。

また 飲食店は比較的遅い時間まで営業しており バーなどもあるため 1日中楽しむことができます。

とても小さな島ですが タクシーバイクのような交通機関もあるので 重い荷物を持って歩くのが心配...という方にも安心です。

カフェで飲んだおいしいスムージー

この日は カフェでバナナとピーナッツバターのスムージーを。濃厚なスムージーで 暑い日の元気を補給♡バナナピーナッツバタースムージー1杯120THB(約380円)

お座敷スタイルのタイ料理屋さん

このお店は 席がお座敷のようになっていて 靴を脱いで上がると なんだかリラックス。島で食べるタイ料理は 本土よりは少し高いけれど それでも想像よりもリーズナブルでした。パッタイ1皿80THB(約260円)

セブンの前のワンコ家族

リペ島のセブンの前に いつもいたワンちゃん家族。いつ見ても 暑いからか みんなぐったりでお昼寝中...

宿泊先の様子

リペ島は島自体が小さいため 宿泊先も多くはないものの 観光客が多いため 全体的に宿泊費は高め。また ビーチフロントで価格が控えめな宿泊先は すぐに満室になってしまうので 予定が決まったら早めに宿泊先を抑えましょう。

私たちは リペ島滞在3日目からサンライズビーチの前にある宿にお引越しをしたのですが 気が向いた時に 歩いてすぐに綺麗な海へ行ける。その気軽さが とても心地良かったです。

ワンコと一緒にサンライズタイム

朝日の昇る時間には ビーチへお散歩に。日の出前の あたりが赤く染まり出した頃。ワンコ達も朝が来るのを静かに待っているみたい。

朝食のビュッフェに大満足

目の前には海が広がって 波の音を聴きながらの朝ごはん。毎朝のしあわせタイムでした♡

チェックアウト後の送迎サービスが嬉しい

島内の移動に使った サイドカー付きのバイクタクシー。

リペ島での宿泊先情報はこちら↓

とても綺麗な海と 穏やかに流れる時間にリラックスできたリペ島。そんなリペ島は ここ数年でも 早いスピードで開発が進んでいます。秘境感を楽しむのであれば 早めに行かれることをおすすめします。

リペ島(Koh Lipe(コ リペ))
アクセス:
タイからの場合)
バンコクから飛行機+高速船 長距離バス+高速船 マレー鉄道+船(乗船場所によりフェリーor高速船)のいずれか(それぞれの詳細は下記ブログ参照)
マレーシアからの場合)
クアラルンプールから飛行機+フェリー
ペナン島から長距離バン+スピードボート
おすすめの時期: 11-4月

タイからの移動が分かりやすかった yindeed.asiaさんのブログ↓

タオ島(Koh Tao(コ タオ))

タイ湾に浮かぶタオ島は スキューバダイビングが盛んな島。"ダイビングの聖地"とも言われるタオ島には 小さい島ながらも島を囲むように20以上のダイビングスポットがあります。

3月-10月にはジンベエザメに出会えるチャンスもあり 日本人経営のダイビングショップもあるため タイでリーズナブルにダイビングライセンスを取ろうという人や 海外で初ダイビングという方にもおすすめです。

タオ島は 島の人たちの暮らしが身近に感じられる ローカルな雰囲気。その分 リーズナブルに滞在ができ 近隣の離島にもアクセスがしやすいことから さまざまな楽しみ方ができる 長期滞在にはもってこいの島です。

タオ島へ向かうフェリーにて

バンコクから 夜行バスとフェリーを乗り継いでタオ島へ。

長い時間をかけてようやくタオ島へ到着

のんびりフェリーに乗ること3時間 タオ島に到着。少し雲が多めだったけれど 綺麗な青い海が迎えてくれました。

ビーチの様子

タオ島はリペ島よりも広く ビーチが数ヶ所に点在しています。そのため ここでは各ビーチごとの感想やレンタル代などをまとめました。

マンゴービーチ

魚がたくさんのマンゴービーチ

タオ島の北側に位置する マンゴービーチ。

マンゴービーチへは バイクで向かうと道のUP DOWNが多く かなり大変。なんとかコケることもなく 無事にたどり着いたけれど ここへは タクシーボートで向かうのがおすすめです。そんなアクセスのしにくさからか ビーチにいる人たちも年齢層が高めで 落ち着いた雰囲気。

シュノーケリングセットは ビーチの目の前の宿泊施設でレンタルすることにでき ビジターはビーチへ入るのに 入場料がかかります。

シュノーケリングセットレンタル 50THB(約160円)
入場料 100THB(約320円)

優雅な雰囲気のマンゴービーチ

泳いだ後は ビールを飲みながらのんびり...

ヒンウォンベイ

ヒンウォンベイの様子

タオ島の北東側に位置する ヒンウォンベイ。

こちらは ダイビングショップの店員さんオススメのシュノーケリングスポット。ここでも 目の前の建物でシュノーケリングセットを借りることができるので 身軽にシュノーケリングを楽しむことができます(ここはビーチの下見だけで 海へは入っていません)

シュノーケリングセットレンタル 50THB(約160円)

アオルークビーチ

アオルークビーチの様子

タオ島の南東側に位置する アオルークビーチ。

タオ島一綺麗なビーチという評判もあるこちらは ビーチ左右の岩礁域がシュノーケリングに最適だそう。

日差しを避けられる設備もたくさんあり とても綺麗なビーチでした(ここもビーチの下見だけで 海へは入っていません)

シャークベイビーチ

シャークベイビーチの様子

タオ島の南東側に位置する シャークベイビーチ。

ここは シュノーケリングでサメを見ることができる めずらしい場所。ビーチは遠浅ですが すぐ近くからサンゴが広がっているため シュノーケリングには良いけれど 海水浴には少し不向きかも。

ここでも ビーチに面した宿泊施設で シュノーケリングセットをレンタルすることができます。

シュノーケリングセットレンタル 1セット80THB(約260円)

そんな"サメが見られる...♡"と 旦那さんが楽しみにしていたシャークベイビーチ。結局は サメも見ることができず 旦那さんが歯抜けになるという まさかのアクシデントが 発生することに...

旦那さんの歯抜けエピソードはこちら↓


サイリービーチ

夕暮れ時のサイリービーチ

タオ島の西側に位置する サイリービーチ。

タオ島で一番大きいビーチであり サイリービーチの周辺には宿泊施設やダイビングショップ 飲食店など 数多くのお店があるため滞在には便利。

上を向いて伸びるけなげなヤシの木

サイリービーチにある 倒れても また上に向かって伸びているヤシの木。

それぞれのビーチの場所はこちら↓

町の様子

おしゃれなカフェというよりは バンコクなどでよく見られるようなジューススタンドがあったり 選んだおかずをごはんに載せてもらって食べる経済飯のお店があったり。地元の人向けのお店も多く 飲食店の価格もリペ島に比べてリーズナブル。

その分 WIFI設備のない飲食店も多いため 滞在先はしっかりWIFIの使用できる場所を選ぶのが良いかと思います。

お店の方も フレンドリーな方が多いため ついつい通ってしまう お気に入りのお店が数件できました。

お気に入りの経済飯のお店にて

よく通った経済飯のお店。おかず1品を選んで 1皿50THB(約160円)

タオ島ではレンタルバイクが大活躍

タオ島の広さは21㎢とやや広いため レンタルバイクが大活躍!このバイクに2人乗りをして いろんなビーチへお出かけしました。レンタル日数を増やして値引きをしてもらい 3日で 550THB(約1,760円)

宿泊先の様子

タオ島は さまざまな場所にビーチがあり 宿泊先も分散しています。また 宿泊先の件数も多いので 比較的リーズナブルに宿泊できました。

バンコクへや 他の離島へのアクセスは メーハート港から船が出るため 移動の前後はメーハート港付近に滞在すると便利。飲食店や雑貨店 ダイビングショップはサイリービーチ周辺に多くあるため 移動のない日はサイリービーチの近くに滞在するのがおすすめです。

タオ島での宿泊先情報はこちら↓

タオ島から行けるおすすめの離島

その① ナンユアン島

まるで楽園のような景色のナンユアン島

タオ島からナンユアン島へは タクシーボートに乗ること10分。あっという間に到着することができます。

ナンユアン島は 国立公園に指定されており ペットボトルや食べ物の持ち込みが禁止されていたり 入島料の支払いがあったりする分 とても綺麗に管理がされています。

そんなナンユアン島には"TWINS"と"JAPANESE GARDEN"という名の2つのビーチがあり "JAPANESE GARDEN"では その名の通り 水中で撮影できるカメラがないのが悔やまれるくらい サンゴがたくさんな美しい海と たくさんの魚が泳ぐ景色が広がっていました。海の透明度は タオ島にあるいくつかのビーチと比べても ここが1番だと感じました。

また ナンユアン島を一望できる場所からは 青い海と空 白く輝くビーチが広がる 上記の写真のような景色を眺めることもできます。

その② パンガン島

フルムーンパーティーの様子

タオ島からパンガン島へは フェリーあるいは高速船で向かうことができます。

パンガン島と言えば "フルムーンパーティー"の行われる島。フルムーンパーティーは 世界3大レイブと呼ばれ スペイン:イビサ島 インド:ゴアと並ぶ 巨大なパーティー。朝まで続くパーティーには 世界中からパーティーピーポーが集まります。

フルムーンパーティーでは 数百mに及ぶ ハードリンビーチ一帯にDJブースがいくつもあらわれ 食べ物の屋台や バーが立ち並びます。長く続くビーチには DJブースに合わせて いくつものお立ち台が設置されていて。お立ち台の上で みんなではしゃいだのが良い想い出です。

フルムーンパーティーの様子はこちら↓

パンガン島では この他にも"ハーフムーンパーティー"や"ブラックムーンパーティー"などなど...何かしらパーティーを行っているので タオ島のついでに参加してみるもの良いかもしれません。

いよいよフルムーンパーティーの始まり

あたりが暗くなった頃に フルムーンパーティーのはじまり。

フルムーンパーティーの夜明け

パーティーも終盤に近づく頃 ようやく訪れた夜明け。

のんびりとした島時間とローカルな雰囲気に癒されて 他の離島の魅力も楽しむことができたタオ島。さまざまな魅力を持つタオ島には ぜひゆっくり時間に余裕を持って訪れて欲しい そんな場所でした。

タオ島(Koh Tao(コ タオ)) 

アクセス: バンコクから飛行機+高速船 長距離バス+船(フェリーor高速船) マレー鉄道+船(フェリーor高速船)のいずれか(それぞれの詳細は下記ブログ参照)
おすすめの時期: 3月-10月上旬

バンコクからタオ島への移動についてはこちら↓


最後に

おしゃれで大人なリゾートという雰囲気のリペ島島の生活を肌で感じることができるローカルな雰囲気のタオ島。今回ご紹介した2つの離島だけでも 雰囲気がまったく違い どちらもとても楽しい滞在となりました。

ざっくりとリペ島とタオ島を比較してみると
・ツーリスティックな雰囲気を味わったり おしゃれなカフェでまったりしたい/シュノーケリングで熱帯魚をたくさん見たい→リペ島
・リーズナブルにローカルな島時間の雰囲気を味わいつつ アイランドホッピングをしたい/シュノーケリングで大きめの魚を見たい→タオ島 という感じでした。

どちらも とても良い場所なので 完全に 行くことのできる時期と好みの問題かと思います(ダイビングはしていないので なんとも言えません...)

バンコクなどで寺院巡りをしたり タイ料理やマッサージを満喫する旅も楽しいですが エメラルドグリーンに輝く海と青い空に囲まれて のんびり...心と身体が癒される離島旅もおすすめです。

それでは 今日も良い1日を。

江里

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