【エクアドル】世界一周 旅の日記 キト編

 

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はじめに

クエンカから長距離バスに乗り いよいよ南米最後となるキトへ到着。

さすが エクアドルの首都だけあり しっかりと美しく整った街並み。しかし どどんと存在感のある教会があるかと思えば 1歩路地裏に入ると 素敵なお店やレストランが軒を連ねている通りもあったり。かと思えば 店員さんが親切にしてくれる ローカルな雰囲気の食堂があったり。

あっ 夏になると かぶっている方も多いパナマ帽。実は パナマではなく ここエクアドルが発祥地。キトの街にも パナマ帽のセレクトショップがあり お持ち帰りしたい熱がふつふつしてしまうことに...

そんな 魅力がたくさんで もっとゆっくり過ごしたかったけれど...時間のない中 駆け足での観光となったキト。

今回は そんなキトを振り返る 旅の日記です。

 

今までの旅の日記はこちら↓

実際の様子(2015.05.18-21)

05.18

バシリカ教会の尖塔からの眺め

エクアドルの首都キトに 今朝到着しました。

キトは 中央アンデス(標高4,000-6,000m)に囲まれた都市。標高2,850m。そのため 赤道から22Kmしか離れていないのに 平均気温が14℃。「永遠の春」と呼ばれているみたい。

もちろん 歴史的で コロニアルな街並みが世界遺産。
そして 僕たちの南米最後の街。

写真は バシリカ教会から旧市街の眺め。このバシリカ教会は 1892年に着工されて 未だに完成されてない教会とのこと。眺めが素晴らしかったです。

by 勝法

今朝 無事にキトに到着。
少しお昼寝してから ご近所を散策することに。

キトの街も 世界遺産となっている街。
クエンカに比べると さすが首都だけあって 歴史的な建物も規模の大きなものがたくさん。

特にこのバシリカ教会は ひときわの存在感。
1892年に着工されて 今もまだ一部が未完成のままの教会。

内装はシンプルでありながら ステンドグラスの光がとても美しくて。聖堂の屋根裏をくぐって尖塔まで登ると キトの街が一望できました。

by 江里

バシリカ教会のステンドステンドグラス その①

バシリカ教会の中。ステンドグラスが素敵でした。

by 勝法

バシリカ教会のステンドステンドグラス その②

バシリカ教会のステンドグラス。

一部が割れてしまったのか 普通のガラスが置き換えられていたのが残念ですが 光が通るとなんとも言えない美しさ。

また 広い聖堂の壁づたいに ステンドグラスが連なっている様子は圧巻でした。

by 江里

大統領府の中にはエクアドル名産のバラの花がたくさん

次は 大統領府の中を見学。

見学前に 最近こちらに移住してきた 日本人とエクアドル人のご夫婦に出会って。キトの見所を教えてもらったうえに 大統領府の見学もご一緒させていただくことに。

おかげで早い時間に入場できたり スペイン語の解説を時々訳してもらったり。

出会いに感謝...♡

by 江里

素敵なお面も飾られていました(笑)

ここは大切なお客様をお迎えする場所だそう

大統領府の中の様子。

大切なお客様をお迎えする場所は とても煌びやかながらも落ち着きのある空間。バラの花がいたるところに飾られているところが エクアドルらしいなぁとしみじみ。

by 江里

キトの夜の街の様子

今日は早く眠ることにして 明日は赤道へお出かけしてきます。

by 江里

05.19

この日は赤道へお出かけすることに

この日は 赤道までお出かけ。

キトの街から 北に約22km。距離にするとそんなに遠くないのに バスを乗り継ぐこと3回。途中で 乗ろうと思ったバスが故障をしたりもして 2時間ほどかかって赤道記念碑に到着しました。

そして その場で後ろから "チョット待って!"と声を掛けられ 振り返ると前日にお会いしたご夫婦が。なんにも約束していないのに ほんとに偶然の出会い。

また いろいろと案内していただいたうえに 帰り道は途中まで送っていただいて。帰りはバス1本で帰れたのでした。

偶然ってすごい!

by 江里

赤道記念碑の手前あるグアヤサミンのミュージアム

赤道記念碑へのゲートをくぐると 赤道記念碑よりも手前に小さなミュージアムが。中には エクアドルを代表する画家 オスワルド グアヤサミンの作品の展示がされていました。

彼は インディヘナの人々と その手をモチーフにした絵を多く描いていて。色彩も独創的で しばらく見入ってしまいました。

by 江里

赤道記念碑...大きい!!

赤道記念碑の前でみんなで記念撮影

赤道記念碑 どどーん!

高さ約30m その先には直径約4.5mの球体がのった赤道記念碑は 遠くから見ても迫力満点。そこからは赤道を示す線が伸びていて たくさんの人たちが またいでみたり 座ってみたり 思い思いの写真を撮っていました。

でも この赤道の線は GPSの開発により 本来の場所からずれていることが判明しているという...少し切ないお話(笑)

by 江里

はい 赤道きました!

首都キトから 北へ約22Km。ローカルバスを乗り継いで2時間。遠い。

思い返せば 世界最南端の都市 ウシュアイアを出発したのが4月の頭。赤道目指して北上し 50日弱。やっと着きました赤道。なかなか遠いぜ 赤道。

ちなみに。Ecuadorとは スペイン語で「赤道」という意味。
赤道直下の国だから エクアドルとのこと。

なるほど。とりあえず 回っときます。
※GPSで測った 本当の赤道は 240mぐらいずれてるみたいです。その辺が ラテンアメリカっぽい。

by 勝法

この赤道を 真っ直ぐに約40,075Km歩くと 同じ場所に戻ってくるんだよね。不思議。

その不思議を けん玉で表現。笑
とめけん→地球回し。

北半球と南半球との磁場の影響で けん玉がブレるブレる。
だから 簡単なやつしかできなかった←え

by 勝法

本来の赤道はここのようです...B級感(笑)

本来の赤道と言われているのがこちら。
赤道記念碑から 240m離れたところにあるのですが B級感がひしひしと伝わってきます♡

ここでは 水が吸い込まれる時にできる渦の実験や 卵を立てる実験など 赤道ならではのいろいろな実験ができます。そして 見事卵を立てられたら "卵マスター"の賞状がもらえるんです。全部がB級感満載で ドキドキ♡

出会ったご夫婦と私たち 4人とも 無事に"卵マスター"になることができました。

by 江里

05.20

南米出発前にトラベルノートを整理しながら振り返り

昨日の夜 南米を出発するのに向けて 残っていた分のトラベルノートの整理をして。読み返していたら 南米で過ごした たくさんの想い出が頭をよぎりました。

南米に来る前は勝手に "南米はこわいところ" "こわかったら すぐに北上する飛行機に乗ろう"とか思い込んでいたけれど そんなことはなくて。

とても温かかったり 陽気だったり 時に世話焼きだったり。
そんな人たちがたくさんで とても居心地が良くて。

こんなに広い場所なのに "ここは苦手だったなぁ..."という場所が 1つもない場所でした。

エクアドルも 来てすぐの時は "ペルーに帰りたい..."なんて思ったけれど 良い人ばかりで 大好きな場所になりました。

またいつか 必ず来よう。南米。

まだまだ やり足りないことがたくさんある。
でもそれくらいがちょうどいいのかも♡

by 江里

キトの空港にて快適空港泊

あと数時間で 南米を出ます。

1月の末にチリに入国して ボリビア アルゼンチン パラグアイ ペルー エクアドルと 6カ国を111日間で回りました。

南米初めての都市 サンティアゴで ビクビク観光。

ラパスで カルナバル。地元の子どもに混じりながら本気で遊んだ。
ウユニ塩湖の鏡張り 鳥肌みのる。

チリでの海鮮づくし。お腹壊さないで良かった。
イースター島のモアイと睨めっこ。夕日に感動。

パタゴニアで 大自然を満喫。

アルゼンチンでは ステーキ三昧。ステーキ美味しく焼けます。
世界三大瀑布 イグアスで虹シャワー。

パラグアイは 日本食天国。

マチュピチュで インカの歴史を感じ。アンデスの山道で 車酔い。
砂漠のオアシスで リラックス。

赤道では 地球の不思議を実感。

あっという間に過ぎた日々でしたが 振り返ると思い出たくさん。良いとこだった 南米。

まだまだ 時間があれば ブラジルやコロンビアにも行ってみたい。今まで行った国を もっと深めたいとも思います。また 色々な所でお逢いした旅人の方達には ほんと助けていただきっぱなし。出会いに感謝。

ま そんな南米とも一先ずお別れ。
5月いっぱいはゆっくりして 6月から中米編へ。
メキシコ キューバ ベリーズ グアテマラ どうなることやら。楽しみだなぁー。

写真は キトの空港。綺麗すぎてビックリ。

by 勝法

今朝出発の飛行機に向けて 久しぶりの空港泊。

キトの空港はとてもきれいで 24時間オープンのショッピングモールも併設されています。ショッピングモールの中には "CINNABON"や"サーティワン"があったりして 誘惑多しです。

そして 久しぶりの飛行機...わくわく♡

by 江里

最後に

南米で過ごした 4カ月弱。
実際に南米を訪れてみることで 2人の中での南米のイメージが 良い意味でがらりと変わり すっかり南米を離れがたくなってしまった私たち。

多くの人に親切にしてもらい 多くの旅人仲間に出会い。南米での日々は 世界一周の中でも 特に思い出深く記憶に刻まれています。

そんな 南米。
日本からは なかなか行くことのできる機会も多くはないかと思います。ですので これから南米に旅に出られる方は 日数にゆとりを持って。そして お金にも少し余裕を持って。やりたいこと 行きたい場所を なるべく我慢せずに 十分に楽しんでもらえたらと思います。

それでは 次回の旅の日記は この後 南米から一気にアメリカへ。節約バックパッカーがまさかのクルーズ旅行に挑戦する カリブ海クルーズ編 前編をお届けします。

勝法 江里

<次回の旅の日記>

<前回の旅の日記>

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