えだ旅 WORLD JOURNEY

2015.01.04から1年6カ月にわたった 夫婦の世界一周旅と その後の旅の記録

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《旅の準備》世界一周 本当はどれがおすすめ? バックパック スーツケース スイッチバックの3強対決

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世界一周の持ち物 イメージ画像

はじめに

前回から始まった "持ち物全般について"
今回取り上げるのは これまた旅の基本道具の1つ メインバッグについて。


バックパックVSスーツケース。
世界一周や長期旅行者には悩ましい 永遠のテーマ。

そこに スイッチバック(スーツケース+バックパック型)が参戦してきたものなら...これが最強なのか?? なんて...どれが良いやら 悩んでしまうのもの。


そこで今回は それぞれのメリット デメリットを比較しながら メインバッグを選ぶ時のポイントについてまとめてみました。

 

その他の旅の準備はこちら↓

それぞれのメリット デメリットについて

まずは バックパックについて

バックパック イメージ画像

メリット

①どこでも動ける機動力

バックパックを選ぶ 1番の魅力と考えられるのがこちら。凹凸のある道や階段では 抜群の威力を発揮します。特に ヨーロッパでは石畳の場所が多く 中南米では舗装の不十分な道も多々ありました。

また 砂地だったり 決して綺麗とは言えない道の場合も...そんな時に ひょいと背負って歩けることで 路面のコンディションなど余計なことを気にしないで済むのは とてもありがたいです。

 

②両手が自由に使える

これも 実はかなり嬉しいポイント。海外を旅していると 急に写真を撮りたくなることもしばしば。そんな時に両手が空いていると 荷物のことを気にせずに(コロコロの場合は 一瞬荷物から手を離すことになるため) すぐに写真を撮ることができます。

また 知らない土地を歩く場合には 歩きながら地図を確認することも。そんな時 私たちは地図アプリを使っていたのですが 両手が空いている分 いつでもサブバッグからスマホを出し入れして地図を確認することができます。

 

③見た目が旅人っぽい

これは 人によっては特にメリットではないかもしれませんが...まずは 見た目から入りたい そんな私たちには重要なポイントでした(笑)

世界一周中には 写真を撮る場面もたくさん。その中には 移動中の写真もあったりします。そんな時 旅人感満載なバックパック姿だと テンションが上がること間違いなしです。

デメリット

①背負う時や 歩く時に重い

世界一周をした時に 私たちそれぞれが持っていた荷物の重量は12kg程度。これに 自炊がメインだった時には調味料や食材分の重さが 消耗品を買い足してすぐの時などにはシャンプーなどの重さが追加となり 時には15kg程度になることも。

加えて サブバック分の重さあるため 結構ずっしり...これを背負って 知らない土地で宿の場所を間違えたりした時には "むきー!"となりそうになることも(笑)

また バスターミナルなどで荷物を置いて休憩した後などに 再び背負う時がこれまた地味につらい...腰痛持ちな方や 体力に自信のない方には おすすめはできません。

 

②パッキングや 取り出す時が大変

コロコロやスイッチバックに比べて開口部分が狭いため パッキングをする際 その後の使用頻度などを考えてパッキングする必要があります。また パッキングの仕方ひとつで 自分が背負った時に感じる安定感や重量感が違ってくるため 多少なりともパッキングに関する知識や技術が必要になります。

しかし この点に関しては 旅を続けている内に確実に上達するので そこまで気にすることはないかもしれません。

 

③セキュリティ対策が難しい

バックパックの生地は柔らかいため 刃物で切られて中のものを盗まれるというような被害に遭う可能性もあります。また 開口部がファスナーになっているスーツケースやスイッチバックとは違い バックパックは鍵を掛けにくいという難点があります。

これに対しては パックセーフを使って施錠するという手がありますが...これ かなり重いんです。

 

私たちが持って行ったのが こちらのパックセーフ。
55L用のパックセーフ。その重量 522g...重い。

"2人で1つあれば どちらかに貴重品をまとめて これで管理できるよね"ということで 1つだけ持っていくことにしましたが 結局1度も使うことはありませんでした。



なぜならば 途中で気づいてしまったんです。

バックパックには大したものが入っていないということに...



貴重品はサブバックに入れて いつも肌身離さず持ち歩いているため バックパックには使用感のある衣類や調味料 化粧品しか入っていないという状況。それなら盗まれても仕方ない(盗む人がいるのか疑問)=パックセーフ不要という結果に(笑)

もちろん "バックパックにも貴重品を入れるよ"という方には パックセーフをおすすめします。

次に スーツケースについて

スーツケース イメージ画像

メリット

①荷物を背負わなくて済む

スーツケースを選ぶ 1番の魅力と考えられるのがこちら。世界一周の荷物の重量を考えると(バックパックのデメリット①参照) これを背負わないで済むのは本当に楽だと思います。

実は "羨ましいなぁ..."なんて思ったこともあるくらい(笑)

あと ちょっと"上品な旅人さん"的な雰囲気も出ます。バックパッカー=旅人 スーツケース=旅人さん みたいな。なんとなく キラキラした雰囲気♡

 

②セキュリティ対策が講じやすい

スーツケースの場合は 開口部がファスナーになっており その部分に南京錠で施錠できるものが多いため セキュリティ対策も簡単。

また 丈夫な素材でできているため 刃物による被害にも遭いにくいと考えられます。

 

③荷物の管理がしやすい

バックパックのように開口部の広さが限られているものの場合は 上部かサイドから荷物にアクセスすることになります。しかし スーツケースではフルオープンになるため 荷物の出し入れが簡単+何が入っているのかも一目瞭然♡

しかし この点に関しては 狭いドミトリーなどに宿泊する場合など 場所によってはデメリットにもなりかねない気も...(どどーんと広げないと 荷物の出し入れができないため)

 

デメリット

①移動しにくい場所がある

スーツケースの場合 凹凸のある道や階段では威力が激減。凹凸ではキャスター(コロコロ)部分が引っかかったり 階段では持ち上げないといけなかったり。

また 日本では おおむね一定の清潔さが保たれている路上も 行く場所によっては清潔さが確保されているとは限りません。

そんな状況になった場合 世界一周の荷物の重量+スーツケースの重量を持ち上げなくてはいけなくなります。一般的にバックパックよりも重いスーツケース。しかも 背負うよりも持ち上げる方が 同じ重さでも重量感を感じやすいという...これは大変。

 

②部品(キャスター 持ち手など)が壊れやすい

スーツケースの場合 各パーツの損傷が生じる可能性が出てきます。

その中でも 石畳でキャスター部分が壊れるという話は耳にすることも多いかと思いますが それ以外にも 実は空港で荷物受け取りをする際にキャスターが壊れることも...

海外の空港では 荷物受け取りの際に ベルトコンベヤーからゴロゴロと転がり落ちてくる場面もしばしば。預かり荷物の扱いが雑なので 壊れる機会もたくさんなのです。

 

③スーツケース自体が重い

世界一周に行く場合の標準的なメインバッグの大きさを考えると バックパックの場合は1.5-2.5kg程度ですが スーツケースの場合では4kg-7kg程度となってしまいます。

でも "その分 引っ張れるからいいんじゃない?"と思う方もいるかと思います。はい 私もそう思います。


手荷物に料金がかからなければ...


世界一周の中で 交通手段の1つとして LCC(ローコストキャリア)を使う方は少なくないかと思います。特に LCCが発達しているヨーロッパやアジアでは バスや電車での移動よりもLCCの方がリーズナブルなんていうこともしばしば。

そんな時 利用を妨げる要因になりかねないのが "手荷物料金"。私たちも 世界一周中にさまざまなLCCを利用しましたが 重量ごとに価格が変わる会社も多いです。このため メインバッグ自体の重さが軽いのは 大切なポイントです。

最後に スイッチバックについて

スイッチバック イメージ画像

画像出典: スーツケースキャンプって | FREE SITE

 

メリット

①転がすことも 背負うこともできる

バックパックのように 重い荷物をずっと背負っているのは大変。でも スーツケースの場合は 凹凸のある道や階段で威力が激減してしまう...そんな時 スイッチバックであれば 普段はコロコロ転がして 転がしにくい場所では背負ってしまえば良いのです。



これは 一挙両得♡



②セキュリティ対策が講じやすい

スーツケースのメリット②に準ずる。ただし スーツケースよりも表地が柔らかいため 刃物による被害は防げないかと思われます。

 

③荷物の管理がしやすい

スーツケースのメリット③に準ずる。

 

"あら もしかしたら これって最強なんじゃない??" なんて思ってしまうスイッチバック。でも 残念ながら やっぱりデメリットもあるんです。

 

デメリット

①背負った時に背負いにくい

背負うためのストラップはついているものの キャスターで転がすことをメインに作られているスイッチバック。このため 背負うという機能はあくまでも補助的な役割となっており 背負った時のフィット感や安定感はバックパックには劣ります。

しかし "いざという時には背負える"という状況は 気持ち的にも安心感を与えてくれるのではないかと思います。

 

②収納スペースがやや小さい

スイッチバックの場合は 背負い紐を収納する必要があるため その分スーツケースよりは容量が小さくなります。

 

③スイッチバック自体が重い

世界一周に行く場合の標準的なメインバッグの大きさを考えると スイッチバックの場合は3-4.5kg程度。そうすると バックパックよりは重いけれど スーツケースよりは軽いという 絶妙な立ち位置になります(笑)

ここまでの結論


まずは スーツケースは除外です(きっぱり(笑))



体力のない女の子ほど スーツケースはおすすめしません。その理由は 歩きにくく 壊れやすく しかも重いから。スーツケースを選ぶのであれば対応できるシチュエーションが多い分 スイッチバックの方が良いと思います。


そして バックパックは確かに重いけれど 自分のサイズに合ったバックパックを選んで パッキングの技術を身につければ 体感的には軽く感じるように背負うこともできます。


これらのことから 世界一周のメインバックにするなら バックパックかスイッチバックをおすすめします。どちらにするかは どちらのメリット デメリットに重点を置くかで変わってくるかと。

実際に 私たちが選んだのは...

バックパック姿が板についてきた旦那さん

 

ずばり バックパックです。


スイッチバックのことを知ったのは 実は世界一周に出発してから。というのもありますが もともと山登りが好きだったこともあり 使い慣れたバックパックがあったというもの1つの要因です。


そして 実際に旅に出てからは 想像していたよりも歩道が凸凹していたり 歩道がすごく狭かったり(40cmくらい??)する場所も多く スーツケースだったら大変だろうなぁ...と思った場所が多々ありました。

自分の体力さえあれば 路面のコンディションも 部品が壊れないかな...という心配もしなくて済む。背負った時の重さはあるものの 移動時にそういった余計なことに気を遣わなくて済むことは とても良かったと感じています。


また世界一周に出発するとしたら バックパックかスイッチバック(でも 多分バックパック(笑))を選ぶと思います。

どんなバックパックがおすすめ?

そんなわけで 私たちはバックパックしか使っていないので ここからの詳細はバックパックについてしかできません(笑)

ということで "バックパックをメインバックにしようかな?"と考えている方へ ここからはバックパック選びポイントについて。

バックパック選びのポイント

容量が区切られていないもの

バックパックを選ぶ時に 選択肢となるポイントの1つが 1気室か2気室(あるいはそれ以上)かということ。バックパックは メイン部分が1つだけの(中が上下で区切られていない)1気室のものと メインの部分が2つに分かれた(中が上下に区切られている)2気室のものがあります。

山登りの場合は 荷物が取り出しやすく 便利に感じるこの機能。しかし 世界一周や長期旅行の場合におすすめするのは 1気室のもの。

その理由は 訪れた国の気候(気温や雨期/乾季など)や環境(自炊がメインかや消耗品を買い足した時など) で使うものが変わる分 荷物の入れ方がその都度変わります。その場合は 空間が分かれてしまっているよりは ある程度空間をフレキシブルに使える方が 使い勝手はぐんと良くなるから。

その分 何がどこに入っているかを把握し その都度状況に合ったパッキングをすることが必要にはなりますが 旅を続けるうちにスムーズにできるようになってくるので大丈夫です。

 

荷物を入れても 少し余裕のあるもの

荷物を入れても余裕あり イメージ画像

長期の旅をしていると 出発直後よりも荷物の量は多くなります。私たちの場合は アジア以外では自炊をメインにしており 持参の調味料で調理をする宿の宿泊することが多かったため 食材や調味料(醤油 塩 胡椒 油など)がどどーんと増えました。

このような場合 出発前にバックパックがいっぱいいっぱい...という状況では対応ができなくなるため 出発時にはバックパックに少し余裕のある状況にしておきましょう。

だからといって 大き過ぎるバックパックを選ぶのは禁物。どんどん入るサイズのバックパックを選んでしまうと 出発時に荷物を選ぶ必要がなくなり どうしても荷物の量が重くなってしまいがち。

このため まずはじめに 自分の背負うことのできるバックパックの容量を決めてしまう→世界一周に持っていく物を準備する→入りきらない物は 本当に持っていく必要があるのか見直す→最終的に バックパックに少し余裕のある状態で出発 という流れで整理していくのがおすすめです。

 

必ず 実際に背負ってみる

実際に背負ってみる  イメージ画像

バックパックにはいろんな種類がありますが メーカーによって背負い心地は異なります。また 背当て部分にはサイズがあり そのサイズが合っているかどうかでも フィット感はずいぶんと変わってきます。このため  実際にお店に行ってみて 店員さんにサイズなどが合っているかの確認をした上で 背負ってみるのが1番です。

また 店員さんの話を聞くことで どのようにしたらよりフィッティングが良くなるかを確認することができます。腰ベルトや肩にかけるストラップ部分などを 適正な位置や長さに調整することで 背負った時の重さはずいぶんを緩和することができる(逆に調整ができていないと重く感じる)のです。

このため くれぐれも実物を見ないままで決めてしまうのはやめましょう。

私たちのバックパックはこちら

私たちは2人とも Arcteryx(アークテリクス)というメーカーのバックパックを使っていました。参考までに 旦那さん:Kata 45(容量45L) 私:Axios 48(容量48L:なぜか私のほうが容量が大きいという...)というモデルを使っていました(今はもう廃盤になっているかと思います)。

バックパックを含めた重量は 平常時15kg程度 重くなった時には18-19kg程度(調味料や日用品を買い足したばかりの頃など)。

2人で持ち物をシェアしていたためこの重量に収まったかとは思いますが これ以上の重量になると 正直辛かったと思います。

 

アークテリクスを背負った私

背負ってみるとこんな感じです。足元はChacoさん♡

ちなみに 上のリンクをクリックした方は 価格にびっくりされたかもしれませんが...正規価格は23,000円くらいだったので 間違えてもここからは購入しないでください(汗)画像の参考までに。


その他には MILLET(ミレー)やkarrimor(カリマー)なども 丈夫で使い勝手も良さそうだと思いました。この2社に関しては それぞれフランス イギリスのメーカーではあるものの 細身の作りになっているため 日本人の体型にも合いやすいというメリットも。実際に 世界一周中でもこれらのメーカーのバックパックを使っている方は多かったです(ものすごく少数派のArcteryx...(笑))。

スイッチバックのおすすめはこちら

ここまで書きましたが バックパックは腰で背負うもの。肩にストラップを掛けてはいるものの 荷物の重量のメインは腰に掛かるのが正しい背負い方になります。このため 腰痛持ちの方は スイッチバックの方が良いかと思います。

そんな スイッチバック派の方に おすすめなのが"OSPREY(オスプレー)"。世界一周中に出会ったコロコロパッカーの方は ほとんどがオスプレーを使っていて "丈夫だから良いよー"と言っていました。

 

最後に

いろいろと書いてみましたが いくつもお店を見てまわって お気に入りを探してみるのも楽しいもの。"これだ"と思うメインバッグが見つかれば 後はここに何を入れて ここには何を入れて...と想像しながら しばらくにんまりしてしまいましょう。

それでは 素敵な旅のおともが見つかりますように。

本日も 最後までお付き合いいただき ありがとうございました。

 

 

 

 

江里