読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

えだ旅 WORLD JOURNEY

2015.01.04から1年6カ月にわたった 夫婦の世界一周旅と その後の旅の記録

HELLO

DO YOU ENJOY YOUR JOURNEY OF LIFE?

《福岡》北九州 さくらねこに会える猫島 藍島へ行ってみた

スポンサーリンク

藍島でかわいい猫とのほのぼのタイム♡

はじめに

日本には"猫島"と呼ばれる島がさまざまな場所にありますが ここ福岡にも猫島と呼ばれる島が3つも存在します。その3つの島とは 相島(あいのしま) 馬島(うましま) 藍島(あいのしま)。

そもそも 猫島とは さまざまな理由で 島に居住する人口よりも猫の頭数のほうが多くなり 観光地化している島のことを言います。これはもう 猫好きにはたまらない パラダイスのような島ではありませんか♡というわけで 世界一周の旅で すっかりガチガチの犬派→犬猫両方派になった私たちは さっそく気軽に行ける距離にある藍島へ出かけることに。

そんな 今回は 藍島への行き方と 猫がたくさんな島の様子についてまとめてみました。

 

藍島について

座っているとあちこちから猫がこんにちは

今回訪れる藍島は 福岡県北九州市小倉北区に属する響灘に浮かぶ島。周囲約13km 面積0.68平方キロメートルの小さな島に 300人弱の人たちが暮らし 猫の頭数も300匹程度いるというからびっくり!

藍島を訪れる観光客は もともとは釣り客が多かったものの 近年は"猫島"として話題が広がり 年々かわいい猫を目的とした観光客も増えています。

藍島が猫島になった理由としては 島の主な産業が漁業だったことから 島の人々が漁船に穴をあけるネズミを捕獲するため 猫を大事にしたからだと言われています。藍島の漁業で漁獲される主な海産物は アワビやウニ サザエなどの貝類に加え 鯛やわかめなど。こちらも 美味しそうで気になってしまいます。

また 島には車があまりないことや 離島のため天敵もいないことなども 繁殖のしやすさに繋がったようです。

そんな藍島は 小さな島なので 徒歩でも十分に観光を楽しめます。このコンパクトにまとまっている感じも フットワークを軽くさせてくれる 嬉しいポイントです。

藍島への行き方

藍島へ向かうこくら丸

藍島へは フェリー"こくら丸"で向かいます。

こくら丸は 小倉駅の北口より徒歩5分程度の場所にある 小倉渡場(浅野桟橋)から出航しています。小倉渡場までは 小倉駅を出ると 標識がいくつも出ているため 時間に余裕を持っていれば到着できるかと思います。博多から来られる場合は 博多-小倉間はJRの特急で50分程度 新幹線で15分程度です。

なお 長時間駐車可能な駐車場がないため 車で来られる場合は近くのパーキングを利用することとなります。

小倉-藍島間のフェリーは1日3往復運行されており 藍島は小倉から12kmほどの近距離にあるため 小倉を出航後約35分で藍島に到着します。なお 曜日により若干運行時間が異なることや 夏季や年始には運行時間や運行本数が異なります。このため 藍島に向かわれる場合は 下記Hpにて事前確認をされると良いかと思います。

こくら丸運行スケジュール: こくら丸時刻表 - 北九州市

小倉渡場の待合所はこちら

小倉渡場では こちらの待合所の中にチケット売り場も入っています。待合所から父登場(笑)

小倉-藍島間の往復チケット

小倉-藍島間のチケット料金は 1人分片道400円 往復800円。チケットはこんな感じで 胸ポケットにも入るコンパクトサイズ。

いよいよこくら丸へ乗船!!

いよいよ こくら丸へ乗船です♡

こくら丸は もうひとつの猫島である馬島にも寄港するため 馬島へ向かわれる方も同じフェリーになります。

こくら丸の1階席はこちら

フェリーの1階席はこんな感じで エアコンもしっかり効いています。でも 私たちのお目当は...

風が気持ち良い こくら丸の2階席

やっぱり 外の眺めが良い2階席♡

近距離ではあるけれど 離島に行くと思うとテンションが上がります。

海の上から故郷を眺めるひと時

海から北九州の街並みを眺めるなんて なかなかない機会だから嬉しい♡

そして ここで1つ...近年 かわいい猫を見に行く観光客が増えた影響もあるのか 出発前のこくら丸は満員御礼状態で 立って乗っている人もたくさん!このため フェリー出港の15分前ぐらいには フェリーへ向かう通路に並ばれておき 早めに乗船して席を確保されることをおすすめします。

あっという間に藍島へ到着

そんなこんなで のんびり潮の香りと景色を楽しんでいるうちに あっという間に馬島に到着し その後藍島へ到着。船は少し揺れましたが 乗り物酔いしやすい旦那さんも酔わずに過ごせるくらいでした。

到着した 藍島の船着場。ローカルな雰囲気に癒されます。

こくら丸を降りていざ藍島へ!!

それでは いざ藍島へ♡

島の様子

待合所でさっそく第一島猫発見

藍島の船着場の待合所に入ると さっそく第一島猫を発見。あまりにさっそくだったので 写真を撮るのもおろそかになってしまい ちょっと目つきの良くない写真しか撮れておらず...


そして ここで寄り道しておきたいのが 待合室の裏にある公衆トイレ。藍島の公衆トイレはこの1カ所のみ。このため かわいい猫を探しに散策に出かける前に こちらで済ませておくと安心です。

少し歩いて島猫スポットへ

船着場でひとしきり猫とたわむれたら 町中へと向かいます。

島時間が流れる 穏やかな藍島

目の前に広がる なんとものどかな雰囲気。島時間がゆっくり流れます。

ジリジリ感じる視線の先には...かわいこちゃん♡

そんな中 なんだか遠くから視線を感じる...視線を感じる方に顔を向けると こちらの様子をじーっと伺うかわいこちゃんが♡この後 ジリジリと近づいてきてくれました。

近づいてものんびり毛づくろい...

藍島に住む猫たちは びっくりしてしまうくらい人に慣れていて こんなに近い距離に近づいても平気。ぽかぽかの日差しを浴びて "眠いにゃ〜"とのんびり。

藍島トンネルの様子

このトンネルは 島の南部の集落を結んでいる"藍島トンネル"

藍島トンネルを進んでいくと...

トンネルを通った先には...

黒猫2匹でお昼寝中

黒猫2匹でお昼寝中...お腹の白い模様がかわいい♡

きりりとした顔立ちの猫

このコはきりりとした顔立ち。

カメラを持ってかがむと どの猫も挨拶に近づいて来てくれるので 近すぎて写真に収められないくらい(笑)

管理職のおじさん並みの貫禄が漂う...

管理職のおじさん並みの貫禄(笑)

藍島にいる猫たちは ふくよかで綺麗な猫が多く 島の人たちに大切にされている感じが伝わってきます。

そんな中 藍島トンネルを抜けて 海に向かって歩いていると"あれ?猫島って言っても 実はそんなに猫が多くない...かも?"という雰囲気に。これはまずいことに...

車の下から猫猫猫...

なんて思っていると 車の下から猫がたくさん。

みんな車の下で涼んでいます

こっちの車の下にも!

この後 島の方から聞いた話によると「夏の間は みんな暑いけん隠れとるんよ。夕方になったらいっぱい出てくるんやけどねー。」とのこと。...そりゃ そうか。猫たちだって暑いよね...だって 今は真夏(8月24日現在)。

藍島発のフェリーの最終は 15:30か16:30(曜日により)。このため かわいい猫を目的に 藍島あるいは馬島へ行かれる方は 日中の気候が穏やかで 涼しい環境で観光できる 春か秋をおすすめします。

なお 藍島トンネルを過ぎると 徐々に猫が少なくなっていきます。猫は民家周辺に多く暮らしているため 猫に会うことが目的の場合は フェリー乗り場から徒歩20分程度の 民家が立ち並んでいる辺りまでの範囲をお散歩しましょう。

"さくらねこ"について

そんな中 気づいた方もいらっしゃるかもしれませんが 藍島では左右どちらかの耳がカットされている猫をたくさん目にします。そんな 耳をV字形にカットされている猫は その形が桜の花びらの様に見えることから"さくらねこ"と呼ばれているそう。

耳がサクラの花びらの形のさくらねこ

耳をカットしているのは 避妊手術や去勢手術を受けた印として 誰が見てもわかるようにするため。

以前 藍島が"猫島"として話題となるようになった頃 マナーを守らない観光客が増加するようになりました。このため 島に暮らす人たちからは"猫がトラブルの元"だと考えられるようになり 一時は島の人たちからエサがもらえずに痩せ細ってしまったり 病気になってしまう猫が多く生じてしまうことに...

そんな中 観光客のマナー向上を促すポスターの掲示や 島の人たちへ協力を仰ぐなどの地道な活動が実を結び 徐々に観光客のマナーは向上。

次なるステップとして始まったのが 個体数のコントロール。それにより さくらねこが生まれることになりました。なお さくらねこの耳のカットは麻酔の効いている間に行われ 猫へのダメージは少なくするよう配慮がされているそうです。

避妊手術や去勢手術を施すことによって 子猫が生まれる数も減少します。このため 子猫を見られる機会が少なくなることを 少し残念に思う人もいるかもしれません。しかし 個体数がコントロールされることによって 島で暮らす人たちと猫たちとの関係が良好に保たれ 1世代だけの一生をのびのびと幸せに暮らすことができるのであれば それはとても大切なことだと感じました。

かわいい子猫もいました

かわいい子猫もゴロゴロ...新しい命も ちゃんと生まれていました。

島での猫とのふれあいマナー

今現在 猫たちがのんびりと自由に過ごすことができているのは 藍島に暮らす島民の方々の猫たちへの愛情や 観光客の思いやりがあってこそのこと。これからも 島民の方々や猫たちが穏やかな日々を過ごすことができるよう 守っていきたいマナーについてまとめました。

エサやり指定場所に貼られているポスター

その① エサやりは指定の場所で行う

藍島を歩いていると "猫たちのご飯はここであげてください"と書かれた 写真のようなポスターをちらほら見かけます。このポスターは 猫へのエサやりに協力的な島民の方の家の前に貼られているもの。

藍島に暮らす島民の方が 全員猫が好きというわけではありません。また 食べ残したエサが適切に処分されない場合は その場でエサが痛んでしまったりと 悪い影響が残ってしまいます。以前はばらまきのエサの影響で 島に悪臭が漂っていた時期もあるそう...現在は観光客のマナーの向上もあり 島はとても綺麗に保たれています。

このため 猫にエサを与えたいと思っている観光客の方は このポスターのある場所で マナーを守ってエサやりをしましょう。また エサの袋や お昼ごはん用に持って行った食べ物の袋などは 持ち帰るか 所定の場所に捨てるようにしましょう。

その② 民家に立ち入らない

かわいい猫を見つけると ついつい良い表情やかわいい動きを写真に収めたくなるもの。ただし 写真を撮っても良いのは 公道や公共スペースでのこと。このため 写真を撮る前に今いる場所をもう1度確認し 島民の方の家や敷地内に入り込むようなことのないよう気をつけましょう。

その③ 大きな声で騒がない

藍島は人口も多くはなく 本来はとても静かで 島時間がゆっくり流れている島。かわいい猫を見つけるとテンションが上がってしまい ついつい話している声も大きくなってしまいそうになりますが ここは島民の方たちの暮らしの場だということも忘れないようにしましょう。

島の人たちの暮らしに配慮をしていくことは そのまま島で暮らす猫たちの幸せな未来にも繋がっていきます。そのことを忘れずに マナーを守って みんなが気持ち良く過ごせる環境を保っていきたいものです。

その他 藍島情報

藍島は小さい島ではありますが フェリー乗り場から藍島トンネルへ向かう際に カップラーメンなどを売っているお店(お湯もあり その場で食べることも可能)や 藍島トンネルの少し手前に産直のような売店があり 飲み物の自動販売機はいくつかあります。

このため 島で軽く食べ物を調達することは可能ですが しっかり昼食を食べたい方は 小倉で買って来られることをおすすめします。なお 民宿は数件あるため 宿泊は可能です。

産直のような売店と藍島特産の天然わかめ

産直のような売店は こちらのオレンジ色の瓦が目を引く建物。営業時間が限られているため もし寄り道してみたい場合は トンネルの先に行く前に営業時間の確認をしておくと安心です。

こちらでは パンやおかしなどの他に 藍島特産の天然わかめも売られていました。美味しそうだったので 実家へのお土産用に2袋お持ち帰り。

肉厚なのに柔らかいわかめは サラダにもお味噌汁にも良く合って あっという間になくなってしまいました。大量生産が難しいそうなので 見つけたらラッキーかもしれません。天然わかめ 1パック250円(100g入り)

同じお店でみつけたブラックモンブラン♡

同じく産直のようなお店で 見つけた"ブラックモンブラン"♡ブラックモンブランは 九州で売られているローカルアイス。九州を出て暮らし始めた時に "ブラックモンブランがない!!"とびっくりしたくらい 九州ではメジャーなアイスです。

さっぱりめのバニラアイスがチョコレートとクランチでコーティングされ ほんの少しのナッツの塩味がたまらないバランス。まさに九州のソウルアイスと言っても過言ではないブラックモンブラン!!(←大げさ(笑))

少し甘い物が食べたくなった時には お散歩のおともに 試してみてはいかがでしょうか。ブラックモンブラン 1本90円

そろそろ 島を出る時間...

フェリーを待つ間も猫があちこちに

小倉行きのフェリーを待つ間も 猫たちの姿がちらほら(笑)

こくら丸船内にある券売機

藍島の船着場の待合所には チケット売り場がありません。このため 往復分のチケットを買い忘れた方や 小倉→藍島→馬島→小倉と1度に2つの猫島を見たいという方は フェリー内の券売機で乗船券を購入しましょう。

藍島楽しかった♡

そして 定刻通りにフェリーは出発。藍島 楽しかったなぁ。福岡にある 他の猫島へも行ってみたくなりました。

 

関連地図はこちら↓

最後に

ご近所の野良猫を見ていると 猫は1匹で行動するような印象を持っていたけれど 藍島で暮らす猫たちはみんな仲が良く 寄り添い合いながら過ごしている様子に こちらもにんまりしてしまう。のんびり ゆっくり 自由に過ごしている猫たちを眺めながら 思わず"猫っていいなぁ..."なんて思ってしまう。そんな世界が ここ藍島にはありました。

猫たちが 人々と一緒に 心地良く暮らしている藍島。福岡に来られる機会がありましたら ぜひ遊びに行かれてみてはいかがでしょうか。

それでは 本日も 最後までお付き合いいただき ありがとうございました。



江里